改めて、去年、世界で最も売れたこの二枚を聴いてみた。
ティラー・スウィフト『1989』
アデル『25』
共通するのがアルバムタイトルが「数字」という事。
生まれた年と、年齢。
ほぼ同世代だよね、この二人。
とにかく歌唱力はじめいろいろと素晴らしいが、さらに感じた共通する要素が、日本人にはなかなか追いつけない「コーラスワーク」。
ヴォーカルの素材の良さはもちろんだが、コーラス生成の感性とアイデアが凄い。
まあ、コーラスに関しては英米と日本では言語が、そして文化と歴史が違うから、こればっかりは仕方がないとも思うが・・。
プロデューサー、アレンジャー、トラックメイカー、名前は何でもいいけど、彼らとエンジニアの仕事も強力だ。
当たり前だがちゃんとお金と時間と労力を掛けて録っている。
リヴァーヴやディレイなど、きっと日本と同じエフェクター使っていても、定位なのか、配置なのか、掛け方なのか、何が違うかいまいち判らないが、とにかく良く出来たMIXで、コーラスの存在感が秀逸。
ここでも確認できました。
うん、やっぱコーラスなんだよなー、ポップスのキモは・・。
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