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Sympathy力

私が泣くと、三男てらは、私に寄り添って泣く。しくしく、ポロポロと静かに泣く。私が泣いてる理由なんて聞かない。ただ、一緒に泣く。そして、そっとほっぺたを触る。私の涙を触る。「いいこだよー。いいこだねー。なかないでー。」と私の頭を撫でる。「あーがりめ、さーがりめ、くるりとまわして、にゃんこのめー」と歌いながら、私の目を触る。『笑って母ちゃん』と目で訴える。

てらのSympathy力。こんなの他に知らない。

なんで、社会は、この子を、この子達を、はぶこうとするのか。

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