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海を見に、熱海方面へ。ひとり旅1泊2日 前編

今年3月、大きな仕事がひと段落したので思い立って熱海方面へ1泊2日、一人旅をしてきました。

行き先はどこでも良かったのですが、都会から離れたい・海を見たい・1泊2日で都心から行きやすい・比較的予算を抑えられる場所で候補を出した中で、今回は在来線で行ける熱海を目指すことにしました。

1人旅の時は細かい予定を立てないのですが、今回は「お墓参りと、思い出の鰻重を食べに行く」ことは1つの目的に。


というのも、熱海駅から電車で約15分の場所に位置する「三島駅」に、幼少期の頃、祖父母のお墓参りの帰りに家族でいつも食べに行っていた鰻屋がありました。

幼少期はうなぎの美味しさがそこまで理解できていなかったため「美味しい・美味しくない」などの感情もなく…。なんなら「あたしは鰻じゃなくて洋食がいいな〜」とか考えていたと思います。

ただ、ここ数年お墓参りに行けていなかったこともあり、お墓参りと一緒に鰻も食べたいなとふと思ったのです。あの頃、両親は美味しそうに鰻を頬張っていたのが印象的でしたが、わたしも27歳になったし美味しさを感じられるのではと。
(1人で鰻屋さんに入るというのもなんだか粋だし!)

最終ゴールである、三島駅・桜屋のうな重を目指して。今回の旅もスタートです!

小田原に寄ってみる

東京→熱海 へ移動中、お昼頃にちょうど小田原を通ると気付き、途中下車してみることに。在来線で向かっていたため体力も回復したく、ちょうど良いタイミングでした。

🍓ランチ / TASU +

外観が素敵なお店だったので入店。
通りに面したカウンター席と、中央に大きなテーブルがひとつ。私の他にも1人で来店されているお客様がいました。

ランチタイムも終わりに差し掛かっていたため、選べるメニューは「焼き葱とふきのとうと苺の温かいうどん」のみ。

ネギ・ふきのとう・苺…?!しかも温かいの?
食事は失敗したくないという思いが特別強いので、メニューが複数あったらきっと自分なら選べない攻めたお料理です。

どんな味だろう。自分では組み合わせない料理に胸が高鳴ります。

運ばれてきたお料理は何とも彩り鮮やか!緑の鮮やかなソース、いちご、ふきのとうの色合いが美しいです。

まったりした甘味のある温かいソースに苦味のあるふきのとう、甘酸っぱいイチゴがよく合うし予想外!自分では作り出せない味は、まさにプロの料理をいただく醍醐味だと感じます。

珍しい組み合わせだけれど、うどんだからか不思議と親しみもあり、つるりと平らげてしまいました。

デザートもついつい注文。チーズケーキとお茶をいただきました。

濃厚で濃密なチーズケーキと、香り豊かなお茶がよく合います。美味しかった〜。満腹です。

🏯小田原城

予想以上に食べ過ぎてしまったたので散歩がてら15分ほど歩いて小田原城へ。

戦国時代から北条氏が五代100年にわたり関東支配の拠点としたお城。土塁の城が多い関東地方において、主要部のすべてに石垣を用いた総石垣造りの城としても有名だそうです。

この日は快晴で風も気持ちよく、小田原城の周辺をのんびり過ごしました。

城の中を見て回る体力と時間は残っていなかったため、今回は残念ですが外から見るだけ。

改めて熱海へ向かいます。

熱海へ到着

🏨今回の宿 / Kiten

まずは宿・kitenへチェックイン。

今回は久しぶりのカプセルホテル!狭い空間が落ち着くのとカプセルホテルは低予算で泊まれるので、予算を抑えたい旅行の時はよく選びます。

最近オープンしたばかりのようで、内装はもちろん綺麗。カプセルには鍵もついており安心して過ごせました。

お風呂は近場で日帰り温泉を楽しむことに。

散歩しながら探そうと思っていたのですが、熱海はとにかく坂が多い!
ネットの情報をもとに何件か訪れたものの「平日は日帰り温泉やっていないです」「コロナになってから、日帰り温泉は中止にしているんです」などなど…。

実際は日帰り温泉をやっていない旅館が多く、追い打ちをかけるように急な階段が。さすがに心が折れそうになり、ようやく「旅館に電話してみよう」と思い直しました。
(最初から電話しておけば良かったじゃん、ということは自分でも理解している…)

電話をしてたどり着いた旅館。親切でお風呂も広く、私以外にお客さんはいなかったため1人で大浴場を満喫しました。

歩き疲れたおかげか、お風呂のありがたみをより強く感じます。お風呂最高!

🍜ラーメン / 一番軒

温泉の後に食べたくなるのはやっぱりラーメン!もう腹ペコです。

熱海到着後に何度かお店の前を通っており気になっていた一番亭へ。私以外に来店していたのはおそらく地元の方たち。男性1人と父娘の二組でした。

シンプルな醤油ラーメンが美味しい!
お風呂上がりの体に染み渡ります。食べ過ぎかなと思って遠慮してたけど、やっぱり餃子も注文すればよかった。

お土産 / 三木製菓の猫の舌

1日目には、狙っていた「三木製菓の猫の舌」を購入しました。

猫の舌はラングドシャクッキーで、芳醇なバターの香りが漂う素朴で懐かしい洋菓子。口に入れたときの舌ざわりが子猫の舌のあの感触に似ているところから「猫の舌」という名前がついたそう。

赤と金色の包装紙にキュートな黄色いリボンがくるっと巻かれてます。この包装欲しさに大きい箱を買ったと言っても過言ではありません。

箱は赤と黒の2トーン。軽やかなクッキーとは相反するような上品でシックな仕上がりです。

中身は袋に包まれてまとめて入っています。

軽い食感と芳醇なバターの香りがクセになる!ついつい食べ過ぎちゃう、手が止まらない危険なお菓子です。これは熱海旅行の定番になりそう。

1日目は以上!
後編はこちら↓

創作活動の足し(喫茶店や日用品購入)にさせて頂きます!ありがとうございます。