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これもまた名作。鋼の錬金術師

これもまた名作!(鬼滅の刃の最新巻と同時に読んでいると、何だか人間の形をした鬼やらホムンクルスやら、、わけがわからなくなった笑)

病気で亡くなったお母さんを生き返らせようと禁忌の術を行い、兄は手と腕を失い、弟は身体丸ごと失い、弟の身体を元に戻すために旅が始まる。そして人の命を奪いそのエネルギーを石にして、身体に持つことでその人数分の命を持ったホムンクルスと闘う。というストーリー。

そのホムンクルスは人間ではなく、自分のことしか考えないので、冷酷にも人の命を奪っていく。けれど結局は家族や仲間を欲しがっている。そして人間は弱い存在だけれども多くの人たちの力、相入れなかった人たちの協力、誰かを想う行動で立ち向かい、平和を取り戻す。

人は一人でできることは本当に少ない。
独りの時間は大切だけれど「孤立」することとは全く違うし、孤立したらできることもできなくなる可能性だってある。そして誰かと力を合わせることにより生まれる無限の力。

また一方で自己中心的な人も独りを嫌い、誰かがそばにいることを本能的に望む。

誰しもが独りでは生きていけない。

漫画を読むという独りの時間を大切にしつつ笑、大切な人と繋がること、人のためにできることをしていくこと。結局それが自分の可能性を広げ、自分の幸せをもたらしてくれるように思う。

作者の方が丁寧に作品を仕上げ、たくさんの想いを込められているエネルギーのある作品。

私もそんな仕事をし、続けていくことが理想かな。

で、次何読もうかしら?

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