今日、自分のためになにする?

昨日の院長先生の投稿。
「明日できることは明日にする」
まあ、そうよね。
いつも忙しいし、早く帰れる時は帰ってゆっくり休みたいよね。
なんて、当時は思っていました。

でも、違ったお話し。

ある夜勤中、いつもより早めに院長先生が「おつかれさま」と帰っていく。
(と言っても、もう19時ごろだった)
その手にはいつも見かけない、長いものを持っている・・・
一緒の夜勤さんと顔を見合わせて
「先生、何持ってるんですか?」と尋ねると
「竹刀」。学生の頃からやっている剣道をしにいくと仰りました。
いつもお忙しいのに、休むのではなくて、身体を動かしに長年の趣味をしに行く。
驚いていると「できる時にやらなくちゃ。あなたたちはもっと若いんだから」と
去っていきました。

あの時は、仕事に全力投球。自分の未熟さ・足りなさにばっかり目がいって、まだまだ。もっともっと。と働く日々。
人間関係も気にしてばかりで、疲弊していました。
毎日毎日が燃え尽きるような感じで、休日も疲労困憊。
モヤモヤずーっと仕事のことを考え続けていたりして、何かに時間をさくことや、身体を動かすなんて考えられなかったです。

今、振り返って思うのは、私の人生投げ出していたなってこと。
自分の時間は疲れすぎて何もできない。発散方法も知らない。
ただただ、あと何年これが続くのだろうと果てしなく途方にくれていました。
元々の家庭環境もあり、居場所や必要とされることが嬉しくて、自分でも気づかないうちに、時間・気力・労力など全てを費やしていたんだと思います。

明日できることを明日にする。
これは仕事内容だけじゃなく、自分の気力・労力・体力などを自分のものにするためにも必要かもしれません。
自分の人生を誰かに託さずに、自分のために生きるということ。

さあ、今日やるべきことは、今日の全力で片付けて、
余った時間と労力で、自分のために、今日、今から何する?

産前休暇に入った時、私は何もすることもやりたいこともなかった。
ぼーっとTVを見て、この先の不安を考え、お腹の中の息子に申し訳なくて泣く日々。
働いていないことへの罪悪感、取り残された感覚も強かったです。

今は、やりたいこと・気になってることをやったり、ディズニー映画や韓国ドラマをぼーっと見たり、好きに過ごせるようになりました。

そうして、自分のことを知っていき、人に尽くして疲れ果てたり、人に評価されず満足しない人生からは抜け出せた気がします。

QOL上げていきましょう!


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