勉強記録:46日目(悲しいという感情/本居宣長の「もののあはれ」


みなさまこんばんは、むつみです😊

今日も引き続き、倫理の日本思想のお話を。
2020年度NHKの高校講座の倫理、
第22回儒教の日本的展開
を参考に書かせていただいております。

江戸時代は、鎖国をしていたこともあり、
西洋の思想よりも、
儒教や、日本古来の学問を見直そうとする
動きが高まっていました。

政府としては、秩序ある社会を目指すため、
「理」というものを重んずる朱子学を
推奨します。

「理」というものはもともと一人一人に
備わっていて、それを磨くためには感情や欲望を
抑えなければならないといいます。

抑える、というのが何とも…。

そのような朱子学を、
批判する学者がでてくるのですが、
その中の一人が国学者の本居宣長です。

本居宣長は、朱子学にしろ、儒教にしろ
中国の学問じゃん!
もっと日本のものに目を向けようよ!
という話をします。
そして、『古事記』や『源氏物語』などの古典の
研究を行っていくのです。


ここからが、今日の本題ですが、
本居宣長は、『源氏物語』は「もののあはれ」
というものを表現しようとしたといいます。

このコラムが、とても染みたのですが。
"本居宣長によれば、「あはれ」というものは
喜怒哀楽全ての感情から起こる感情だが、
そのなかでも「悲しみ」の感情が最も深いものだ
ということです。
しかも「悲しみ」の感情によってこそ、
人間は世界の本質に触れることができるという
のです。"

なるほどなあと。
ついつい、嬉しいや楽しいの感情だけを
得ようとしてしまったり、
悲しさなどのネガティブな感情は避けようと
してしまいがちです。

でも、悲しいからひとの気持ちがわかる。
悲しいから、そこから学んで奮起する、

悲しみという感情に限らず、
どんな感情も私たちの本質を教えてくれるもの
と改めて、今までの学びとつながりました。

いまも昔も本質は繋がっている…。

難しいんですけどね💦
私もまだ自分の感情と仲良く付き合えていない
ことは多々。

ただ、囚われて動けない、
ということは減ってきたと思います。

コーチングはご自身が握りしめて苦しんでいる
感情を客観的に捉えるのに有効です。
もしそれが足枷となっているのなら、
一度向き合って、前に進むエネルギーに
しませんか?

よろしければ私のコーチングを
ご利用ください!
ここまでお読みいただき、
ありがとうございました🌱


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