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Books: それでも人生にイエスと言う(ヴィクトール・フランクル)

夜と霧の作者、ヴィクトール・フランクルの書籍で日本語版です。

夜と霧が印象的だったので読了。2つの講演をまとめた本です。
なので最初は語り口調が読みづらかったですね。慣れてくると違ってきますが、講演を翻訳しているのもあり、読み解くのが少し難しかったです。

内容もより専門的な心理学の内容になります。
ナチスの強制収容所から解放されて1年程経ったころの講演のようですが、短い期間でこんなにも力強く講演されてるのに驚きました。

本の主題はタイトルのように、収容所のような悲惨で壮絶な生活の中でも何が人間を活かすのか、生きる意味は自分が問うものではなく、人生から自分に意味を問われているのだ、という著者の主義が描かれています。

元々心理学や哲学が好きな分野なのですが、興味深い本でした。第二次世界大戦から月日が経っていますが、人間の本質は変わらないものなんだなと感じました。
次はこの英語版を読む予定です。

ぜひどうぞ。ではまた。

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