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映画『12ヶ月のカイ』成長記録|2021/05/31

 ちょうどこのnoteを書いている今、窓の向こうが豪雨になってきました。雨のサムネイルを用意した4月の私はもしかしたら未来が見えていたのかもしれません。

脱稿ってエクスタシーだよね(語弊)

 厳密に言えば、書いていたのはプロットと企画書なので「脱稿」というのは少し違うかもしれませんが。けど、何かを書き上げた時の「抜けた感じ」は、映像作品を仕上げた時とは比べ物にならないくらい強く感じられる気がします。なぜですかね。創作行為としては似たもののような気がするのに。使ってる脳みそが違うのかな…?

 まあそんな感じで、昨日今日と頭を悩ませていた長編企画については、先ほど無事にメールで応募するところまで完了しました。我ながら短い時間でよくやった。脚本はさすがに書けなかったけど、プロットやストーリーの段階でも応募OKだったのが幸いです。あと、「3本まで応募可」という応募条件の中、きっちり3本、しかも別ジャンルで出せたのは大きい気がします。いや、3本出したからといって、ダメな時はダメなんだけどね。

 私としては今回あまり考える時間もなかったので、最初は、名前を送る程度で…などと弱気な言い訳を書いていましたが、でも3本も出したんだから自分で思っていたよりも本気度は高かったらしいです。やり始めたらちゃんとやる。性格が出ますね…。

ロケバスという頼みの綱が消えて絶望している

 裏の事情はわかりませんが、明日からの撮影でロケバスという存在が消えました。毎日横浜まで電車通勤 with 撮影機材… という地獄の日々がやってきます。SHIT。ジーザスクライスト。渋谷までの距離なら許せたんだけどなぁ…。

 緊急事態宣言中とは言え、世の皆様は相変わらず出社されてるとのことですし、でかいカメラバッグと長い一脚を抱えて電車に乗るのはそれなりに恐怖です。恐怖という表現、多分男性にはピンと来ないと思いますが、女性陣が大きめの荷物を混雑している電車で運んでいる時の世間の恐ろしさったらないんですよね。ドアが開いたら容赦無く荷物が人の波に飲み込まれていくし、自分では迷惑にならんように荷物守ってるつもりでも、なんかあからさまに咳払いしてくる〇〇さんとかいるし。

 あまり書いても絶望が強まるだけなのでやめておきます。

ロケバスで皆で移動するのとか、都心からどんどん変わっていく景色をぼーっと見る時間とか、結構好きだったので、またロケ場所が変わったらバスも復活してくれるといいな。

ディズニーが映画のテクノロジーをアップデートしていた

 昨日、現実逃避に見ていた『マンダロリアン』のメイキング映像で、アメリカのVFX会社のILMが新技術をぶっ放してる様子を見てしまいました…!

 今まで背景合成といえば、グリーンバック・ブルーバックを使ってのクロマキー合成がメインでしたが、こいつは背景そのものを撮影段階で役者の後ろの壁・天井のLEDに映し出して「撮りながら合成する」というえっぐい技術!これを可能にしたのがアンリアルエンジンというゲームエンジンで、私も少し前からちょっとずつ勉強し始めたところだったんですが、まさかディズニーでこんな大胆に使われていたとは…!!!

 これは語りたいことがたくさんある!!映画の作り方を大胆に変える技術だと思うので、日本に導入される日はめちゃめちゃ遠そう(笑)ですが、知っておいて損はない知識かなと思います。

 いつかこれを使えるくらいに、なりたいものですねー!

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