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音楽にたとえられる。

とある小説投稿サイトに載せていた短編に
レビューを頂いた。
noteでも掲載している「レインドロップ*ティアドロップ」だ。

そこにはこう書かれていた。

キース・ジャレットの弾く、
「I loves you Porgy」
そのピアノような雨音を小説に感じました。

どんな曲だろう。
キース・ジャレットはだいすきなジャズピアニストだけど
その曲は知らなかった。早速探してみる。


なんて静かで心がさらさらする曲なんだろう。
この曲に私の書いたものを重ねて下さるなんて、しあわせだな。

以前も曲にたとえて下さった方がいらして、とても光栄だった。
私は思いつきのような散文を書くので
歌詞のように伝わったらいいなと思うことがある。だから
音楽にたとえてくださるのって、とても嬉しい。

この曲はジョージ・ガーシュウィンが作曲した
「ポーギー&ベス」というオペラの曲らしい。
ひとつ疑問があった。I なのにどうしてlovesで、sが付くんだろう。

これについて、植田かもめさんが、noteで書かれていたので
読ませて頂いた。

なるほど、方言であるかもしれないけれど
もしかすると三人称的に客観視して遠回した言い方という解釈か。
面白いですね。照れていたり、するのかもしれませんね。

これからの季節にピッタリのメロディ。
きっと何度も繰り返し聴いてしまうだろうなと思った秋の一日でした。




いつか自分の本を作ってみたい。という夢があります。 形にしてどこかに置いてみたくなりました。 檸檬じゃなく、齧りかけの角砂糖みたいに。