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ルートごとに衣装チェンジがあります。
pixivさんに投稿している「選帝のアリス」第4章では、ほとんどのルートで主人公アリスの衣装が変わります。
この小説はルートごとにジャンルさえ異なっているのが特徴ですので、衣装もルートごとにだいぶ違っています。
たとえば「王宮ロマンス」なイクス・ルートでは豪華なパーティードレス…
「冒険RPG」なノイル・ルートでは冒険者(部分鎧)スタイル…
「スポーツ青春」なウォルク・ルートでは、現代的なワンピース…
「名作劇場風」なクーブ・ルートでは、民族衣装風スタイルetc…。
たぶん、今まで書いた小説の中でも一番の「衣装持ち」ヒロインなのではないかと思います。
衣装のデザインを頭の中で考えるだけでも楽しいのですが、さらに各衣装のセレクト、各衣装への「お着替え」シーンにも工夫があります。
イメージしたのは、女児向け「着せ替え人形」の「ドレッサールーム」や「魔法仕掛けのお城」です。
子どもの頃にCMで見た記憶があるのですが…
サロンのようなドールハウスに、アクセサリーやバッグ・靴などの小物や、ヘアスタイルを整えるための道具がそろったオモチャって、ありますよね?
それと、魔法のステッキのようなものが付属していて、お城型のドールハウスの各所をタッチすると、様々な仕掛けが動き出すタイプのオモチャもありますよね?
(最近のおもちゃ事情には詳しくないので、現在もあるかどうかは分かりませんが、過去には確かにあったはず…。)
あのイメージを、浮遊城でのアリスの部屋(のクローゼット)に仕掛けてみたのです。
そもそも「シンデレラ」をはじめ、メルヘン童話には「魔法」や「変身」がつきものです。
そんな「魔法っぽさ」や「変身っぽさ」を取り入れてみたら、物語がより魅力的になるのではないかと思ったのです。
…まぁ「クローゼット」に関しては、だいぶ「遊び過ぎて」しまったかな…という感じもするのですが…。
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