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ファンタジーじゃない、リアルなプリンセスの生態も知りたい

お姫様」や「貴族令嬢」が出てくるファンタジーが好きな方は、たくさんいらっしゃると思います。

そんな物語を読んでいて、ふと思ったことはありませんか?

「ファンタジー(架空)じゃない、過去の歴史に実在したプリンセス達は、どんな暮らし・人生を送っていたんだろう?」と。

特に、自分は「書き手」でもあるので、その辺りのことに、かなり興味を持っていました。

なので、「いっそのこと、リアルなプリンセスのことを調べるために、歴史小説を書こう」と思い立ちました。

これまでの経験から、目的も無く漫然と調べるより、「小説を書くために調べる」という目的を持った方が「知識が身につく」と思ったからです。

そもそも自分は、高校時代は「日本史」選択で、世界史の知識が貧弱だという意識がありました。

なので「実在したプリンセスや貴族の人生を調べ、一緒に世界史もフワッと学ぼう」と考えたのです。

調べる対象は、過去の歴史の中で、ヨーロッパの王室や貴族社会に実在したプリンセス達です。

彼女達の人生を通して「激動の歴史の中で生きたひとりの人間」の「生」を見つめていきたいと思ったのです。

ただ…自分が「メジャーよりマイナー好き」「既に世に知られた人物や物語より、知られざる人物・物語を知りたい」タイプなため、小説の主人公たちが、かなり「知る人ぞ知るプリンセス」ばかりになってしまっている気がします…。

あと、西洋史リサーチしているうちに、だんだんと「“プリンセス”でも“お嬢様”でもない、一般女性も描いてみたい」という欲も出て来ていたりします。

プリンセスはプリンセスで、政略結婚や貴族社会の陰謀など、波乱万丈な人生を送ってきたわけですが…

プリンセスでもない“名もなき普通の女性たち”も、それぞれが時代の荒波に揉まれ、激動の人生を送ってきたわけです。

そんな、時に強く、時に人としての弱さをさらけ出しながら生きてきた人々の、「一人称の歴史」を描き出してみたいな…と。

特に、そんな激動の人生の中で、それでも一瞬燃え上がるように咲いた「」を切り取って物語化することで、「歴史小説はおカタくて、つまらない」と思っている方でも楽しんでもらえるような、エモーショナルな小説が書けるのではないかと…。

世界史初心者で、そもそも知識が無いところからのスタートですので、そんな高い理想を掲げたところで、実現できるかどうかも分からないわけですが…「目標は高ければ高い方が良い」と言いますので…。

ちなみに、自分が小説を書く際に使った参考文献資料は、小説ページの「おまけ」としてサイトにまとめてあります。

もくじページの下部に、参考文献ページへのリンクを項目(国)別にまとめて列記してあります。)

「資料を探す」ということが、いかに大変か身にしみて分かっていますし、自分も他の方々の「参考文献リスト」に助けられてきた身ですので…。

ただ、「歴史資料あるある」で、既に絶版になっているもの、入手困難なものもあり、全く参考にならない場合もあるかも知れませんが…。


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