トレーナー冥利に尽きる

今朝、起床時にいきなり右膝に痛みを感じました。

膝を曲げ伸ばしすると膝の外側が痛む。

ベッドの上でまだ眠たさを感じながら考え始めました。


昨日の就寝時まで特に痛みはなかったし、
何かきっかけとなることもなかった。

強いていうなら最近、右股関節の筋肉がいつもより張っているなと感じていたぐらい。

指で触って痛むの部位の確認と、膝を曲げ伸ばしした時の痛み部位が同じかの確認。

筋肉なのか、靭帯なのか、自分で膝の靭帯にストレスをかける角度に合わせて力を入れる。

グラスピングテストという、腸脛靭帯を抑えた状態でさらに曲げ伸ばしする。
さらに痛いが増す。

立つの嫌だな〜と思いながらも、どのくらいの程度なのか確認。

膝の曲げ伸ばしと似てる時もあれば、それよりも重い鈍痛を感じる。


これらから、多分腸脛靭帯炎だなと。
走ることが多いランナーがよくなりやすいと言われる怪我です。

私自身、今まで一度もこの怪我になったことがないとともに、なんでなったのだろうと客観的に考えました。

先ほども書いたように、右の股関節に少し張りを感じていたので、無意識のうちに通常の歩き方ではなくなっていたのではと思います。

歩くのにも支障があるなと思ったので、ホテルで出来ることをまず実施しようともい、大腿筋膜張筋という関係している筋肉に鍼をしました。

その後、球場についてさらに特別な治療器具の圧力波という機械で腱を、
フォームローラーで大腿筋膜張筋を、
セルフストレッチで大臀筋をストレッチしました。

この職業の良いところは、
自分である程度客観視し、
自身で必要とする治療を出来ることですね。

自分の体のことなので、意味のないことは絶対しないので
使用するものや、ストレッチも選りすぐります。


基本的に、筋肉や、腱の怪我というのは、その組織自体がダメージを受けていると一度の治療で全て無くなるということはほとんどないです(経験上ですが)。
ですが、その症状を少し良くすることができれば、治療対象の方の日常をより良くすることができると考えています。

今回も、これは歩き方バレるかなというところから、治療後は普通に歩く分には全く痛みを感じなるところまで改善できました。
深く膝を曲げるとまだ痛みは残っています。

今回は、痛みを感じるハードルを一度大きく越してしまっているので、完治するのは少しかかりそうです(1週間くらいかな?)

トレーナーとして、この治癒過程も痛みもある程度計算できるのは、トレーナー冥利につきますね。

どのような治療をしたのかは今後インスタでも紹介したいと思います。


追記
次の日、起床時の痛みは1/10ぐらいに落ち着きました。
必要なことをすることで、痛みは軽減できると今回改めて自分の体で実感できました。
今回記述したことは、全ての皆さんに当てはまることはないので注意が必要ですが、先ほども書いたように、必要な治療をすることで痛みにコントロールが出来るので、専門家に診てもらうことは大事ですね!


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