武藤たろうという人となり(自己紹介)

何のために書き始めたか。

特にこれと言って、誰かから人気を得たいというわけでもなく

さりとて、嫌われたいわけでもなく。

ただ、「ちゃんと誰かの人生の中に残っている。」というようなことをやりたいのかもしれない。


何かを残したいとか、誰かの記憶に残りたいとか、そんなちょっとした欲望。

こういうのが、僕の仕事の根っこになっているんじゃないかなぁ。

今の仕事っていうのが、「つくる」「あつらえる」「魅せる」「伝える」「整える」といった風体のもので、一貫性があるようなないような。

そんな僕は、会席料理の料理人であり、料亭の経営者である。

それと同時に、頼まれればイベントのコンサルタントもやるし、司会もやる。

どこかの会合やパーティーで伝えたいことがある人がいれば、スピーチのお手伝いもするし、代わりに壇上に上がることもある。中にはパネルディスカッションのパネラーだったり、進行役も頼まれたこともあったっけ。

変わったところだと、アパレルとか雑貨の小売店の売り場づくりの相談を持ちかけられたこともある。どうすればもっと良くなるのかってね。

これはちょっと得意で、修正ポイントは大体の場合すぐに見つかるんだ。だから、割と短期間で販売実績が上向きになってると思う。

あとは、「掛川のまちづくりを考える」チームを勝手に組織して、チームの仲間で好き勝手にやっている。

掛川商工会議所青年部(掛川YEG)や、掛川観光協会といったチームにも属しているのだけれども、そこでもやっぱり同じようなことをやっている。

どうやら、僕は。

営業だったり販売だったり、マーケティングとか企画とか。そういったことに偏りがあるみたいだ。

特に好きだと思ったことはないのだが、自然とそういう方向に流れて生きている気がしてきた。改めて書き出してみて気が付いた。


なにかどこかにルーツがあるのかもしれない。

僕は、1978年静岡県に生まれた。

両親はその頃には料理店をやっていたはずだ。

普通に学校に通ってたら、どこかでその「普通」が嫌になるような「反抗期」がやってきて。それがたまたま社会人になるころという、みんなよりちょっと遅いタイミングだった。

だから普通に就職せずに、派遣の仕事で「携帯電話の販売員」をやりながら、友達とバンドなんかをやって過ごした。

もちろん、普通に親の跡を継ぐなんてまっぴらだった。

思えば、新社会人としてはろくでもないスタートだ。

その割には、ほどほどに成績が良くて。上司やら、その取引先やらにあちこちの仕事を頼まれるもんだから、調子に乗っていろんなお店で仕事をしてたな。あ、「売り場づくり」を覚えたのはここか。

「売り場づくり」とか「販売員のあり方」とか「売上」とか。

ここに関しては一冊の本が書けるくらいのナレッジがあるので、そのうちに書き出してみることにしよう。


それから、どうしたっけな。

そうだった。販売の仕事をしているうちに、気がつくと仲介だったり交渉だったりをしていたんだ。楽に売れる環境にしようとしてたら、そういう行動になった。

だから、どっかでそれを見ていた人がいて、商社の営業職に誘われたんだけど蹴った。で、どうせ営業職になるんだったら、極端な世界を見てやろうと思って「訪問販売」の会社に入社した。1台40万円もする掃除機の販売。これまでの流れで、営業の仕事につく前提になっちゃってるんだけどね。ちょっと反抗して「自分で仕事を探してみた」んだろうね。子供だなぁ。

まぁ。結局はこういう会社で長く仕事をするのは精神的につらくて、1年程度で辞めることにして。いわゆるちゃんとした会社の営業職につくことになる。人生で初めての「普通のサラリーマン」

たどり着いたはイー・モバイル㈱(旧イー・アクセス。現ワイモバイル)の営業部。ありとあらゆる社会通念やら、営業の正しくあるべき姿だったりとか、資料作りも商談交渉とか、チームワークとか、つまり基本を叩き直されたんだよ。超絶おっかないけどアニキな上司がいてね。この上司たちの話はおもしろいからどっかで書こう。

人前でしゃべる=スピーチや雑談

これは、ここで学ぶというか、タタキコマレタというか。


さて、

今の僕は、料理人。

実家の家業を継ぐのが嫌で、35歳になるまでなるべく触れないようにしてきた職業についてる。

どっぷり営業マンだったのに、なんで料理人になったかって話だけど。

周りの人には不思議に思えるみたいだ。

いつだったか、高校の特別講師として話したときも、これだった。

僕にとっては、一つのストーリーで繋がってることなんだけど。これはまた別の機会にでも書くことにしようか。


何かを「つくる」「あつらえる」「みせる」「つたえる」「ととのえる」

こういうことを通して、誰かの人生の中にちょこんと残っていたいと思ってる。

人生を長い曲だとして、その中のほんの一小節にちょこっと。

メロディーなのか、和音なのか、はたまた休符なのかはわからないけれど。

それで、ちょっといい気分になれるような何かを、そっと置いてこれたら良いなという気分で生きてます。


最後がキレイな感じになってて、ちょっと気持ち悪いな。

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