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武藤崇史
2020年7月5日 12:23
仕事終わり。家につくとすでに消灯していて、中はまっくら。先に寝ている妻を起こさないようそっと部屋へ。せめてお風呂には入ろうと思って服を脱いでたら、見慣れない箱に足をぶつけた。「あいて。なんだこりゃ。」「・・・ヤンさんから」真っ暗な部屋の奥から、おそらく目をつむったままの妻が、かぎりなく省エネで返事をした。「・・・タイワン・・・マンゴー」「へ?」「ヤンさんから、台湾のマンゴぉ