自尊心ってなに?美味しいの?

隣の芝生が青く見える。
物心ついた時からずっとそんな人生を送ってきました。

私が生まれて間も無く、両親は離婚。

母は当時24歳。
私と兄、二人を抱えながら、月給7〜8万円ほどで暮らしていたみたいです。
※当時の話は大人になってから聞きました笑

当然、欲しいものは買ってもらえず、私服も制服も全部お下がり。
基本的に冷蔵庫の中は空っぽでした。朝ご飯が出たことは一度もありません。
夕飯は白米のみ、なんてこともよくありました。

友達の家に遊びに行くと生活の質の違いを痛感しました。
可愛い服やゲーム、当たり前のように用意されているお菓子やご飯、ジュース。

母親は私を抱きしめてくれるわけでもなく、怒られてばかりの毎日。
愛をうまく受け取れずに精神的にも未熟だった私は
次第に劣等感に苛まれていきました。

劣等感を抱えていながら、自分の中に湧き上がってくる黒い感情が劣等感だと気付けずに学生時代を過ごしていました。

他人を傷つけ、自分を傷つけ、、
シンプルに楽しくない日々。

なんでこんなに私の人生はダメダメなんだろう、、、世の中に対して怒りすら湧いてきました。

そんな中生きているのも辛くなり、高校を卒業する時に幸せに生きていくことを決断し、「斎藤一人さん」の本からスピリチュアルの本まで。色々な本を読み漁りようやく少しずつ"劣等感"から抜け出すことに成功しました。

そんな私が今目の前にある最大の課題は
『自尊心』です。

自尊心とは、「自分を尊いと思う心」と書きます。 つまり、自分自身を大切にする気持ちが自尊心だともいえるでしょう。 これは、自分に自信があるということとも少し違います。 なぜなら、自分自身に能力があるかどうかと、自分のことを自分で大切にし、価値があると思えるかどうかということはイコールではないからです。

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え???
意味わかりますか・・・・???笑

いや、わかることには分かるんですけど・・・・

私は今この自尊心を腹落ちさせて自分の軸に置きたいんですけど、
如何せん、劣等感を抱いていた期間の方が圧倒的に長いもんで。。

要するに、今までは『隣の芝生は青く見える』状態だったところを。
『私の芝生も素敵なの』『私の芝生は少し緑なくらいが素敵なの』ていう状態にするってことでしょうか。

他人のことばかり気にしていないで、自分のことももっと褒めなさいよ。てことなんでしょうか。

きっと正解はないんだと思うんですけどね。

あ、そういえば、この記事を書いていて思い出した言葉があります。

人は自分を映し出す鏡だ。
人の悪いところに目がついたなら、自分も同じことをしている可能性が非常に高く、逆に素敵なところに目がついたなら、自分も同じ魅力を持っているに等しい。

なるほど、と言うことは、
私はずっと『隣の芝生だけが青い』と思っていたけれど
本当は自分の芝生も青かったってことか。


追記!!

よく親ガチャって言葉を耳にしますが、
私は親ガチャって言葉めっちゃ嫌いです😂

↓あくまで私個人の意見です。

確かに私自身、裕福で愛情たっぷりに育ててくれるお家に生まれたかったと今でも思うことはあるし、子供の時に受けた親からの影響は大人になってより一層感じることがあります。

でも、まずはここまで育ててくれた親に"感謝"なんです。

私なんて生まれてこなければよかった!!産んでくれなんて頼んでない!!
と泣き叫んだ過去もありますけども、

ふと、ふとね
あ、でもあの時、あの瞬間、めちゃくちゃ楽しかったなぁ。
あの料理すごい美味しかったなぁ。またあそこに行きたいなぁ。

そんな経験が一つ以上必ずあると思うんです。
そんな経験ができたのは紛れもなく産んでくれた母親、そして育ててくれた人たち、周りでサポートしてくれた人たち、一緒に楽しんだ人たちが必ずいるんですよね。

その感謝と、儚さと、尊さに気付いてから母と時間はかかりましたが仲直りでき、周りの人も大切にしよう!て思えました。

それと、精神的にも経済的にも自由になった今思うのは、親がどうこう関係なく自分がこれからどう生きたいか自分で決断し行動できるものだと思っています。

親に不満がある。でも、自分の人生は誰のもでもなく、自分自身のもの。
自分自身が変われば、いつの間にか周りの人たちの態度や言動も変わってくる。
全ては自分次第。

昔だったら親ガチャと言う言葉を肯定してたと思いますが、今ではなんか悲しくて寂しい言葉に感じます。

ここに気付いたら、親ガチャなんて言葉使わなくなる気がします。
どうか、親も子も救われる世界になりますように。

追記まで読んでくださり、ありがとうございます!!

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