習うより慣れろを現在進行形で体感している。

漫画を描きたいと思って、物語を考えている間に活字の魅力にハマってしまい今やWeb小説家(アマ)になっている私が、少し前の自分に伝えたい事を今日はnoteに書こうかなと思います。
めちゃくちゃ当たり前のこと、書きますが「お前もついに、気づいたか。遅いっ!」と鼻で笑っていただけたらと思います。

活字の魅力にどハマりした。
漫画を描くには、ストーリーが必要だ。しかし、天性からの凡人である私には、自分自身でさえも心揺さぶられるストーリーが思い浮かばない。
アウトプットできないなら、インプットだということで、まずは小説を読み始めた。ビジネス書やノンフィクションばかり読んでいたので架空のお話はとても新鮮かつ面白かった。
そういえば、小学校の時にいわゆるラノベの走りみたいなのを読んでいて興奮していたことを思い出してきた。
何冊か読んでいくうちに、気づいた。

小説めちゃおもろいー!

変なテンションですみません。
これも、試行錯誤の一環で………まぁ、とりあえず置いといて。
そう思ったら、なんだか自分でも書きたくなってきました。
いや、でも小説なんて書いたことないし、噂では素人でも小説を投稿できるサイトがあったりするとか、その程度の知識しかありませんでした。
以前から、妄想グセのある私はいつどこでどう使うのか全くの無計画な物語を少しばかり溜め込んでいました。
これらは、決して形になる段階ではないし、たとえばすぐに漫画にできるものではなかったので材料とはしなかったんですが、こいつ達を使えないか考えたんです。
でも、ちょっと勉強してからの方が良いかなと悩みました。
が、ブログを以前立ち上げた経験から、どうせ全く読まれないし、まずはやってみようかと思い、noteに小説を書き始めました。

モチベーションが保てない。
書き始めたのは良いが、続かない。
最初はやさしい皆さんからいいねをもらったりしてウキウキで書いてたんですが、二話目にはほぼなくなり、そして、先が思い浮かばない。
また新たな話が思い浮かんで、再び書き出すけど結果は同じでした。
もしかしたら、noteでは小説読んでもらえないのかな?と自分の実力のせいだとは考えずにnoteのせいにしたりして笑
じゃあ、小説投稿サイトに場所を移そうとなり「カクヨム」に登録しました。
これも大分悩みました。めちゃくちゃサイトがあって、どれが良いのかわからず。でも、とにかく、始めないと自分にとって良いのか悪いのかわからないので『KADOKAWA』の名前で決めました。

初めて知った世界。
いざ、サイトへ投稿…と思ったんですが、どうせなら新しいストーリーが良いなと思い、ここで初めてプロットについてサイトや本で学びました。
投稿するんだから、やっぱり読んでもらいたいなぁと思い始めたんです。最初は、自分の文章を公開するだけで満足だったんですが、ここへきて心境が変化してきました。
なるほど、続かない、完結しないのは最後まで道筋が決まってなくて、行き当たりばったりだからか。と今更ながら、そんな基本中の基本を知る事ができました。
そこでプロットを作ってみることに。
そして、現在連載中の小説を発表し始めました。
サイトには、無数の作品達が数分単位で次々と発表され、私の作品なんぞ一瞬で埋もれてしまう。
でも、そんな中で何千という★を獲得して支持されている作品もある。最初は、作品を投稿する事でいっぱいいっぱいだったので、なかなか他の人の作品まで読む余裕はなく❤︎をくれる人のをお礼に読みに行く程度でした。
ただ、投稿してもなかなかPV数すら上がらない。
むむむ、やっぱり読んでもらいたい。そう思うとリサーチの必要性を感じて、少しずつ読み始めました。
最近のnoteにも書いたんですが、ジャンプ黄金期世代の私からすると衝撃的でした。最初から主人公のステータスが異常に高い。まさに強くてニューゲーム。たしかに、これは考えつかなかったな。(。´・ω・)ん?でも、なんかこれもそうだな。あ、これもか。いや、これもだ。そうか!ほとんどそうなのか!!これが私が知った世界でした。

ノウハウ動画やサイトも見たりして。
なるほど、今のど真ん中のジャンルはわかった。
よし、じゃあ、読んでもらえる方法をYouTubeやサイトで教えてもらおう。
そして、いっぱい出てきました。ノウハウたちが。
ここnoteでも、様々勉強させていただきました。
投稿する時間も関係してくるのか。よし、投稿予約時間をセットできるので
やってみよう。そう考えて、やっぱり朝は通勤・通学時間、昼は飯時、夜は
帰宅時間をねらってと………投稿しました。
当たり前ですけど、皆考えている事は同じで、しかもこの予約機能、分単位ではセットできない為、逆にこの機能を使ってる人とかぶって埋もれてしまった。そんな簡単なものではないと痛いほどわかりました。

「オルタネート」を読んで。
読んでというより、まだ読んでいる途中なんですが、そうこうしていると
Amazonからメールが届いてて、少し前に話題になっていた
加藤シゲアキさんの「オルタネート」が電子書籍化されたとの事。
一時は、紙の本で読もうか迷ってた時があって、まだその時は何冊か読書中だったため、諦めました。しかし、今回電子版になったという事で携帯でも読めるので購入。正直、ちょっと値段が高くて(個人の感想です。相場通りのお値段)悩んだんですが、やっぱり自分の中で気になってたので購入しさっそく読み始めました。
すると、まず感覚的にですが文章の印象が最近触れていたネット小説の文章と違う気がしました。
描写が鮮明というか、美しいというのか。くどくもなく、自然に情景が頭に描かれ、会話があって情景描写や心象描写と移っていく感じも流れに違和感が全くなかった。これは驚きの発見でした。
まだ、深くは掘り下げれてないので、言語化できませんが、こうした書籍化された本や賞を獲った作品を読む事の重要性を改めて感じました。
構成の緻密さも、すごいなと感じます。計算されてるなと。
こうした文章に触れることで、自分の文章の稚拙さや、物語の薄っぺらさがわかって、穴の中に入り込んで隠れたい気分にもなりますが、まさに勉強になります。そう、やっと結局は、内容が大事だと心底理解した!

インプットしながらアウトプットする意味。
私は、思いました。やはり人間は、いや私という人間は、恥をかいて
学ぶものなんだと。インプットだけしていても、学んだ事を実践に使える力にならない。アウトプットしてすぐにそのスキルが自分のものになるはずがない。それはそれは、恥ずかしいものが出来上がります。何が間違いなのか、正解を知って初めてわかるんですね。だから、今の段階でもいくつもやらかしてしまった事はありますが、これも行動が伴わず、ただ誰かの失敗談だけを学んでいても今ある実感は持てなかっただろうなと思う。
他人に評価してもらう事が次の段階的には良いのかなと思っている。
そして、足らないところをインプットしていく。
この繰り返しの中で腕が磨かれていくのだと確信します。

まとめ。
まず、とにかく第一歩を踏み出す。そこで起きる様々な課題が自分の大きな糧となる。必要であれば、本も購入する。
たとえ恥をかいたとしても(恥しかかかない)決してやめない。止まらない。完成させる。そこでまた自分を見つめる事ができる。がんばろ。

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