見出し画像

完全に筆が止まった。

これまでも、何度も経験してきた。
小説を書き始めて、途中で全く先が書けなくなる状態。
この対策として、プロットを作成することで最後まで書ききれると
学んで、再び執筆に取り掛かった。今度こそ完結を目指して。
今まで、行き当たりばったり的に物語の最初から積み上げる形で
書いていたので、途中話が詰んでしまったり、飽きてしまって書けなくなっていた。
ラストまで、決めて第1話をエピローグの冒頭部分から始めた。
すると、たしかにエンディングに向かって話を進めていくやり方は効果があって、投稿サイトに毎日更新もできて最初は順調だった。
………なのに、やっぱり途中で筆が止まってしまった。
完全に。
ラストも決めて途中の流れも大まかにあって、それをなぞっていくだけなのだが、先が書けない。
プロットは、ガチガチに固めずに余白を持たせていた。
逆に言うと、そのままだと薄いので膨らませる必要があった。
細部まで決めていると、なかなか執筆に入れなかったので、とにかく進めながら決めていく形を取ったのだが、それがダメだったのか、若干当初のプロットにはなかった要素が付け加えられた。簡単に言うと登場人物が増えた。
話を進める為に、おデブなビアンの女の子を主人公の恋敵として登場させたのだが、主人公が恋するヒロインより魅力的になりそうな可能性が出てきて先が書けなくなった、そう分析している。
今回の事で気付いたのは、思わぬ方向にいくとモチベーションを失ってしまうんだなと。

でも、こうなってしまったら仕方がない。
モチベが上がるまでは、とにかく休載ということで更新を止めた。
その代わり、新しい物語のプロット作りと読書や映画を観たりしてインプットに時間を使っている。
いくつかプロットは出来始めていて、今回は設定から細かく決めている。
新しい物への取り掛かりは、楽しいしある意味誘惑が多い。
ついつい、同じ轍を踏みそうになる。行き当たりばったりに始めちゃいたくなる。私の場合は今のところ、それをすると確実に失敗する事がわかっている。だから、今は我慢をしてプロット作りと設定を詰めている。

今回の計画としては、プロットを固めて設定も決める。
そして、原稿を書く前に一旦ノート(本当のノート)に手書きで書いてみようと思う。つまり下書きだ。そして、推敲した後原稿に執筆する。
PCで執筆する段階で完全に完結させておけば、途中止まる事はないのではないかという考えだ。
まあ、途中自分の作品に絶望してモチベが下がったらどっちにしても止まっちゃうだろうけど。
なんとか、12月までに完成させて、初めての公募に送ってみる事を目標に頑張ってみる。

制作過程の記録としてのnoteでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?