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2024年7月の記事一覧
感想 呪詛を受信しました 上田 春雨 死んだ人から呪詛のメッセージが届く。すると、その人も死ぬ。主人公が腹黒。まったく共感できないのに、ストーリーは魅力的。
こんなダークな探偵は見たことがない。 援助交際をしている家庭に難ありの人間不信の少女。ボイスレコーダーを常に持ち歩き証拠をおさえることで自己防衛をしている。 自分の利益しか考えず、人との関係は打算的でドライ。そのくせ寂しがり屋。 犯人はすぐにわかります。 その人しかいません。 問題はそれが罪に問われるかどうかでした。 死者から届く 死ね という呪詛の二文字。 受け取った人は動揺します。 そして、不審死をします。 その死んだ子が、次の人に呪詛のメッセージを。 そして、次も