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始業式は、教員の通知表

今年度は、曜日の関係で4月6日ではない学校も多いのではないでしょうか。
4月8日に始業式が行われることでしょう。
子供達のほぼ全員が、新しい学年の学級編成と学級担任が誰になるのかということで頭がいっぱいのはず。
最近は、単年度契約(1年ごとに担任が変わる形。昔は2年間の持ち上がりがデフォだった。)が少しずつ増えてきたので、そうすると子供たちは、5回このドキドキを味わうことになる。
教員も人間なので、自分が子供たちに好意的に受け入れてもらえることは喜びであろう。が、当然の如く、子供達の評価は、それぞれで、教員たちに対する気持ちも様々だ。
4月の始業式は、離任職員及び着任職員の紹介が先にあって、その後で担任の発表だ。
もし、これを読んでいるあなたが、新規採用教員だったり、初異動だったりするのであれば、「挨拶はド派手に」行こう。
我々は、サービス業だ。明日の学校が楽しそうだと思えるようなキャストでいた方が、後々の仕事が進めやすい。

さて、新しい職員の紹介が終われば、子供達のお待ちかね「担任発表」だ。
ここで余計は一言をいう校長がいる
「静かに聞きましょう」
意味は、「一喜一憂するな」だ。
冗談じゃない。今日は、去年1年間の業績評価の日なのだ。
自分の名前と所属が発表された時に、当該学級から「歓声」が上がり、他の学級から「ため息」が聞こえてくれば、去年の働きに高評価をもらえたことになる。こんなに嬉しいことはない。
その逆は、特に言及する必要もないだろう。

月曜日、自分がどんな評価を受けるのか、楽しみに出勤しようじゃないか。
もし、あんまり良くなかったら、仕方ない。1年後を目指して仕事に勤しむしかない。何しろ、あなたの評価なのだから。

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