デビュー1年目|資格認定はゴールではなくスタートに立っただけ
こんばんは。
代々木上原ピラティス教室 リスタ KIYOMIです。
今日は前回の続きで。
資格認定を受けた初期の時代を中心に綴りたいと思います。
とにかく経験を積もう
養成コースを卒業し、認定を受けてすぐにスポーツクラブの
グループレッスンをやってみないか?と紹介いただきました。
ただ、週1回 夜22:45から45分のレッスンでした。
流石にこの時間を引き受けるインストラクターさんは、まず
いません。
ですが、未経験でもレギュラーレッスンを担当出来る事の方が
大きかったため、迷わずお受けしました。
未経験でもお客様から見れば プロのインストラクター
晴れてインストラクターデビューを果たします。
レギュラーレッスンという事は、毎週同じ曜日と時間にレッスン開催。
養成コース時の指導練習しか動きを教える経験がなく、お客様を
リードしていくのも本当に下手でした。
ですが、お客様は私を【プロのインストラクター】として
接してきます。
【つまらない】という事を感じさせてしまったら、先はありません。
とにかく、取得した団体でのマニュアル通りに動きを暗記して
レッスンをしていました。
ですが、暗記しただけの内容のレッスンなんて、楽しんでもらえる
ワケありません。
数人しか入らないのに、徐々に集客が落ちるという事態になりました。
危機を救った緊急代行
ある日の夕方、クラブからの着信が何度もあり
【ヨガのインストラクターが体調不良で急遽代行を探してる】
との事で、その代行を受けた。
偶然にも、当時青山にあったルルレモンでウエア上下を購入した
直後だった。
その代行はいちばん集客のある20:00からスタート。
急遽代行を知らなかった方がほとんどで、アウエーな空気が流れ
レッスンがスタートしました。
静止のポーズが多いヨガとは異なり、ピラティスは動き続ける
エクササイズのため、この時間のお客様はいつもと真逆の内容で
身体を動かしてもらいました。
偶然にも暗記した内容のプログラムが、ヨガのポーズに似たものに
近い動きが多く入っていたため、お客様から評判が良かった。
お見送りの時、【いつも何処の時間に入っているの?】と聞かれ
翌週からヨガのお客様がちらほら来てくれる様になった。
寂しかった人数の自分のレギュラーレッスンが、少しづつ賑やかに
なっていき、自信がついてきたので【代行】を所属クラブに限らず
どんな条件でもレッスンさせていただける場所での仕事をひたすら
受けたデビュー1年目。
いろんな洗礼を受けながらレッスンさせていただき、この時の経験が
あったからこそ、その後の成長へ繋がったと思っています。
2年目もレギュラーでレッスンするために
資格を取得したら、終わりではない。スタートラインに立っただけ。
という事を、思い知る出来事が多く訪れた2年目。
現在進行形の【学び】がスタートする事を、この時点では知る由も
ないのです、、笑
ここからもまた、次に繋げます。
今日もお読みくださり、ありがとうございました。