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レモンだよ、レモン

昨日の一日がどれだけドラマチックだったか、まるで映画のクライマックスみたいに話すから、聞いてくれる?

朝、検査に行く前のこと。ちょーりは、なんと大事な検査の予約時間を1時間も勘違いしてたの!朝食のパンケーキをのんびり食べていたら、突然旦那さんが「ちょーり!予約の時間、もうすぐじゃない?」って言ってくれたの。時計を見たら、あと15分しかない!もう大慌てで家を飛び出して、道中もヒールをガツガツ鳴らしながら走って、なんとかギリギリセーフでクリニックに到着。

クリニックに着くと、少し緊張している自分がいたの。受付のお姉さんもニコニコしてて、なんだか今日はみんなが優しい気がする。待合室で他の妊婦さんと雑談しながら、順番を待ってたんだけど、その時間がやけに長く感じて、心臓がドキドキしてたよ。

いざ診察室に呼ばれて、エコー検査が始まると、モニターに映る小さな命にもう一度感動。お医者さんが細かく説明してくれる中、「では、性別をお伝えしますね」と言われた瞬間、息を飲んだの。結果は…「おめでとうございます。元気な女の子ですよ!」その言葉を聞いた瞬間、ちょーりの目から涙がぽろぽろとこぼれたんだ。涙を拭こうとしたティッシュが実はポケットに入れっぱなしだったハンカチで、そのハンカチには前日のランチで食べたパスタソースのシミがベッタリついてたの。結局、顔にソースのシミがついて、旦那さんに指摘されて大笑い。でもその笑いのおかげで、感動がさらに深まった感じがしたよ。

クリニックを出た後は、気分が高揚していて、まるで雲の上を歩いているような感じ。すぐに両親や親友に電話で報告したら、みんなから「おめでとう!」ってたくさんの祝福をもらって、なんて幸せなんだろうって思ったよ。

お祝いの気持ちで、いつものカフェに立ち寄った時には、店員さんにまで報告しちゃったの。そしたらその店員さんが、「それは素敵なニュースですね!」って言ってくれて、特別にケーキに「Congratulations!」って書いてくれたの。特別なケーキをもらって、またもや感動で涙が出てきたの。でも今度は、その涙を拭こうとした時、ティッシュが見つからなくて、しょうがなく持っていたカフェのナプキンで涙を拭いたら、なんとナプキンが薄くてボロボロになっちゃって、涙と一緒に顔中に紙のカスがついてしまったの。店員さんも「大丈夫ですか?」って心配してくれたけど、なんかもう恥ずかしさでいっぱいだったよ。

その後、ベビー用品を見に行ったんだけど、うっかりドタバタが続いたの。かわいい服を手に取っていたら、棚の上にある他の服がドサッと落ちてきて、全部床に散らばっちゃったの。店員さんがすぐに駆けつけてくれて、「大丈夫ですか?」って片付けを手伝ってくれたんだけど、ちょーりはもう赤面しながら「すみません、すみません」って謝りまくり。だけど、その店員さんも優しくて、「赤ちゃんが元気に育つのが一番ですよ」って言ってくれて、ちょーりの心が温まったよ。ピンクやパステルカラーのかわいい服やおもちゃがたくさんあって、選ぶのが本当に楽しかった!もう何を買っても全部かわいくて、ついつい買いすぎちゃったかも。でも、それもまた一つの楽しみだよね。

夕方、旦那さんとディナーに行く前に、ちょっとおしゃれしようと思って新しいワンピースを着たんだけど、なんと背中のジッパーがうまく上がらなくて、二人で格闘する羽目に。結局、旦那さんが手伝ってくれて何とかジッパーを上げてもらったんだけど、その時に「あ、これはマタニティ服じゃないんだね」と言われて大笑い。ちょーり、ついつい妊娠前の服を着ちゃったんだ。

特別な日だから、ちょっとおしゃれなレストランで乾杯。もちろん、ちょーりはノンアルコールのカクテルだけど、それでも十分に素敵な時間だったよ。ディナーも楽しかったけど、最後にデザートを頼んだ時、ちょーりが「これは何味ですか?」って聞いたら、店員さんが「これはレモン味のシャーベットです」って言ったのを「メロン味」と勘違いして「メロンは好きじゃないなぁ」とつぶやいちゃったの。旦那さんが「レモンだよ、レモン」って教えてくれて、またまた恥ずかしくなっちゃった。

でも、そのおかげで、二人でたくさん笑って、本当に楽しい時間だったよ。二人で未来の話をして、どんな名前にしようかとか、どんな風に育てたいかとか、たくさん話したんだ。

こんな感じで、ちょーりの一日は喜びとドタバタがいっぱい詰まってたけど、それも全部良い思い出だよね。じゃあ、最後に俳句を一つ詠んで締めくくるね

喜びの 涙が伝う 新たな命


これからも、こんな日々を一緒に楽しんでくれたら嬉しいな。今日は本当にありがとう!


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