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白鳥の池

京都市 頂法寺本堂 六角堂の桜が咲いた(桜の写真はない)

もう桜が綺麗に咲いてたよ、と教えてもらったのでまだお天気がもちそうな今日のお昼休みにふらっと見に行ってみたので本日中に投稿

お参りを済ませ振り向くと桜、左を目ても右を見ても桜と、沢山の桜と鳩に囲まれる

逃げないどころか頭や肩にのってきたりする

どの桜も美しく、咲き始めの力強く頼もしくそれはそれは見事な咲きっぷりだったがものすごく沢山の人が自撮り棒に携帯をセットして撮影に励んでいたり、何度もポーズを変えさせて撮影しているカップルなど、どの角度から桜を撮ってもその人たちが映り込んでしまうだろうな、と思い撮影はせずに池の方へまわった


こっちを向いてくれない

六角堂というこの場所を語るには、生け花・池坊・聖徳太子・縁結びの恋みくじ・へそ石・などもっと沢山触れなければいけないことがあるし歴史的なこと以外で言うとスターバックスコーヒーが敷地にあり、一度この時期遠方からの友人と入ったが、六角堂側に面する席は桜が綺麗に見える特等席なので、春は特に大人気店!

特等席の近くの席の人たちは空くが早いか席を移動するべく動ける準備をし次にあの席に座るのは私たち!と虎視眈々と狙っていた

そんな六角堂の中で気になるのが、聖徳太子が沐浴をした跡といわれる池にいる白鳥たち

注意書きには噛みつくので近づいたりエサをやらないでとか書いてあって意外にも気性が荒いようだが、鯉と一緒にのんびりと佇んで見える姿に優雅だなと思っていたくらいで、気がついた時からいつでもいるしこの池に白鳥がいるのは特別なことには思っていなかった

しかし、友人が夏に家族を連れてきたときお兄さんがしきりに『渡り鳥なのに?柵もないしつながれてないのになぜどこへもいかないのか?』を気にしていたと聞いてから、確かにというか、それが気になるのかくらいに思っていた

色々見てみるけど、勝手にいつくというより飼育されていること、何年か前にひなが生まれたことなどは池坊の関係者の方のブログやなんかで書かれていたが、いついている理由やいつからかなのかはよくわからなかったが、いろんな方の書かれているブログなどを見ているうちに個人的になるほどと思ったのが、白鳥が飛び立つためにはとても長い助走距離が必要でそれがないことと、渡る理由はエサの獲得とヒナの子育て環境によるものなのでクリアしていたら一つところにとどまっていても不思議ではないというふたつの説

まちなかのお寺の中の池に白鳥がいるということについて渡らないのか?飛んでいかないのか?なんて疑問も持たなかったが、渡り鳥である白鳥がひとつところにいるのは不思議だと思う人もいる

同じ映画を見たはずなのに印象的な場面やセリフについて話が出ると『そんなシーンあったっけ?』『そんなセリフあったっけ?』と思うことが多く自分が注意散漫で大事な事を見落としているのかと不安になり正直にそう言い出せないことがあるけど、視点や意識は自分が思う以上に人それぞれなのかも

と、桜を見に出かけ、白鳥を眺め、また思考が飛んでいってしまった



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