noteでよかったこと
最初は好きな作品を読むだけ場所のだったnote
私だけの楽しみの本棚やCD棚、雑誌を眺めていた時、ふとどこの誰ともわからない誰かにその愛を語りたい衝動、そんな初期衝動に衝き動かされ、何とは無しに書きはじめ、今まで誰かと面と向かうと照れてしまって話せなかった真面目な話や、下らなすぎる話、大人になったら消えると思ったのにいまだ抱える違和感の話、好きだったことや好きな事を思うままに書き連ねる
そんな事が50日続いているのだそうだ
まだ50日であり、もう50日である
その内容に沿ってか沿わずか、関連したりおすすめしたりの記事があがってくるのでそれを読んで本当心の底から『スキ』をしたり、そこから遡ったり現在に戻ったりして得られる出会いもある
言われ慣れない、言われたら嬉しい『スキ』をもらうと、心の底から舞い上がる
それがどんな『スキ』かはわからないけど、どなたかが立ち止まったり立ち寄ってくださったのだと思うと『ひゃ~ありがとうございますっ!』と、ご褒美をもらったような喜びがもたらされる
いつもご反応いただく方も、顔も知らないどこで暮らしておられるかもわからない方に、何か親しみを勝手に感じたり、すごくありがたい気持ちでいっぱいになる
毎日の面白かったり辛辣だったりのエッセイや短編作品、週2回心待ちにするエモい青春エッセイ、定期・不定期に更新される本や音楽、映画、趣味、地域、生活を書いた大好きな作品たちを心待ちにするという楽しみも出来た
(『エモい』て、ノスタルジックとか初期衝動とかではなく、他に変えようのない感じ、新しいこと受け入れにくい私ですが、スキ)
そういう事も大きな収穫だし、現実世界でなかなか共感を得られなかったり共通の話の出来なかった本、映画、音楽、しかも現在の話題作やヒット作だけではなくずっとずっと愛してやまない大切でお気に入りのものについても、誰に向けてとか、どんな反応・評価があるとかないとか何にも気を遣うことなく思う存分書くことができること
締切に追われたあげく、オーディションでの選別、公募展での入・落で価値をはかられたり、自発的にしているにしても、そういう場所ではないところに自分の責任と判断で身を置くという事で得られる、大げさに言うと今まで渇望しても私には手にできなかった場所というかそんな場所がnoteである
素直な自分、本当の自分を見つける
そしてまたありがたいことに、そんな片隅でつぶやくひとりごとのようなものに反応頂いた方のところにお邪魔してみると、何か感じるもの・僭越ながら通ずるものがあったりして、それがどこのどんな人かわからないのにひとりぼっちで、色が無かった心のどこかの部分が、パッと色つきになるような気持ちになる
それは今まで見たこともない、素敵な色
おそらく私の言う事ってごく限られた人にしかわかってもらえないだろうな、伝わらないだろうな、という気持ちで生きてきた感覚が強い私だったけど、noteと出会い、実際に、稚拙でひとりよがりながらも書き出すことで、自分の気持ち─特に大好き!な物や事─を伝えたいし、少しでも伝わったら嬉しいという自分の中に湧き出てくる新しい感情を発見した
こんな私でも『書く』ことで出会える、自分の中にあるのに知らなかった気持ちを発見したり、隠そうとしていた気持ちを引っ張り出すことがほんの少し出来ている気がする
フォロー頂いたら全部フォローバックして全て読ませてもらうのは至難の業なので、更新されたら確実に読んで楽しませてもらえる範囲でしかせず、積極的にフォローを出来ていない事だけが悩みどころだが、noteを私なりに、いつまで続くかわからないけど、ぼちぼち楽しみたいと思う今日このごろ
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