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妖艶な暗闇でグラス片手に汗ばむ夜━街灯の明かりだけを頼りに

『気怠さ』と『色気』を履き違える私が感覚だけで曲の感想を語る


何か癖になる、涼を求めたつもりで手を出したら熱と湿り気を帯びて参ってしまうような、この1曲についてちょっと話したい気分

(歌詞は冒頭の♬愛だの〜恋だの しかはっきりわかってないし、いつもの雰囲気での感想です)


家でも聴き、職場でもかかるラジオ、大阪のFM802という局のラジオ

時報代わりのラジオでもあるので、その時間のCM(提供のCMが時を知らせる)が変わると混乱するし、お休みされた方の代わりの代打DJの時なんかは『えっ、今日何曜日?』なんてくらい日々のおともとなっている

どのラジオ局でもひと月とか限定で推していく曲があるようで(パワープッシュとかそんな名称?)、この802では“ヘビーローテーション”と言う名称で洋楽邦楽それぞれ一曲が各番組でおそらく1回かかる

有名な”坂“の曲にもありましたね

最初はそんなに好きではなかったりしても、毎日耳にするうちに月末寂しい気持ちになるほど心を掴まれていることが多い

レトロリロンとかもう恋しい

で、今月7月の邦楽ヘビーローテンションもまた良い

私は新しいアーティストや音楽に疎いので全く存じ上げずのこの方のこの曲

Jo0ji/駄叉

ジョージと言う人の、Dasa(ダサ)という曲

ヘビーローテーションでは知らないアーティストの曲を聴く事も多く、そんな時はなるべく顔や姿・経歴・評判を見ないようにするし、歌詞も耳に入ってきたものをそのまま味わう

SUPER BEAVERの楽曲のときは『嬉しいと』を『レシートを』なんてとんだ勘違いもしていた

私は、情報に踊らされるタイプなので少なくともヘビーローテーションの期間は曲だけを聴いていたい

何となく

が、今回は異色の経歴っぽくて曲の紹介に続き必ず紹介される

『鳥取の人で父親が漁師で、自身も漁業をしながら音楽をしている人』

多分、私は漁業をする男性と言われても想像力乏しく、漁港の長靴を履く男性の姿やカツオの一本釣りやマグロ漁船の黒く日に焼けた筋骨隆々逞しい男の人の姿か、全然詳しく知らないけれど演歌歌手の鳥羽一郎

初めて今月のヘビーローテーションは。。。と7月1日に耳にした時は藤井風とかDENIMSを初めて知った時と同じような何だか懐かしいようなセピア色、もしくは白黒の世界に流れる、でも情緒あふれる人懐っこいような声だなあと思ったけど、もう少し色気のあるような気だるいような感じがしたので、漁業をされていると聞いて勝手に『へええ!』と驚いた

欧陽菲菲の『ラブイズオーバー』(←カラオケで聴くくらしかないけれど)とか、原田真二『キャンディ』(←こちらもそんなに良くは知らない)とかの懐かしいような色っぽい感じと、大好きなMAGIC!『Rudo』やJack Johnsonの曲たち(雑やな)のような肩の力が抜けた、気怠いような、色香を感じるような思いがした

そして都会の夜というより、少し繁華街を離れた町

他の場所は知らないので、京都ばかりで恐縮だけれども左京区とか出町柳とかのおうちの中か、バーやお酒を飲めるカフェなんかでタバコ吸ったりお酒飲む痩せた頬の横顔の男の人の歌のイメージ

聞き取れないような小さな声と無精ひげと、眼鏡をかけずに目を細める表情だけで色っぽいと思ってしまうわたくし

以上、想像・妄想大好きな気怠さを色気とを履き違える人が、今何となく病みつきというか耳に色濃く残る一曲、joOji『駄叉(Dasa)』の曲について語る時間でした

詳しい方やお好きな方、なんだかごめんなさいね

8月になったらおいくつで、どんなお姿なのか見てみようと思います







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