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はなまつり

4月8日、本日はお釈迦様のお誕生日

手元の雑誌によると、お釈迦様の本当の名前は『ゴータマ・シッダールタ』
ゴータマ=聖なる牛、シッダールタ=目的を達成した人

『釈迦』というのはインド・ネパール国境付近の小国を支配した釈迦族で、一族の名前

仏像=仏陀の像、古代インドのサンスクリット語で『目覚めた人』という意味があり、仏教創始者のお釈迦様の尊称で、仏像の元来のモデルはお釈迦様

お釈迦様はお母さん・摩耶夫人(まやぶにん)が郷里出産へ向う途中ルンビニー園で花を手折ろうと右手を上げたとき、右の脇腹から生まれ、すぐに立ち、歩き『天上天下唯我独尊』と言ったといわれている 

↑[古寺へ行こう2]より

脇腹から生まれる、て驚きなんですけどー

古代インドの貴族階級は母親の右脇から生まれるとされていたそう


画像「古寺へ行こう1」より
出産している摩耶夫人像
東京国立博物館の法隆寺宝物館に常設展示ですってよ

実家は熱心な信者と言うほどでもないが、お仏壇があり、朝起きたら『まんまんちゃんに、あん(仏様に手を合わせること) しなさいよ』と言われ、一番に起きた人(父以外)はお花の水替えをし、一番に淹れたお茶をお猪口みたいな小さなお湯のみに注ぎ、仏様専用のお盆で運び、ロウソクに火を灯しお線香を立てるのが決まりだった

朝食はお線香の煙を浴びながら食べるので、いつも学校でお線香臭いとからかわれたりもした

私にとってお仏壇とか仏様の存在は身近であり、通っていた幼稚園は近くにある仏教幼稚園だった

園長先生はお寺のご住職で、正装はお坊さんの格好をされていたが、クリスマス会のときはサンタクロースの格好をしておられた

ゴムにお数珠を通した子どもお数珠を手に、お弁当の前には『ののさま(仏様)に手を合わせ』、卒園のときには小さな『ののさま』を渡され、家を出るまでは小さなお座布団にのせて部屋に置き手を合わせたりもしていた

4月8日は、仏教のお寺では規模の大小はあれどお釈迦様の生誕を祝う花祭り(灌仏会 かんぶつえ)が行われ、通っていた幼稚園でもお花で飾られたお神輿のようなものにお釈迦様の像が祀られ甘茶(あまちゃ)をかけてお祝いする

甘茶をかけるのは、お釈迦様が生まれたときその誕生を9つの頭を持つ龍が降臨し甘露の雨を降らせて祝福したことから

花祭りのそのお祝いの儀式を終えたら、私の幼稚園では一番年上のクラスの園児は(2年保育と3年保育)仏間に集められお釈迦様のお生まれからお亡くなりになるまでの話を聞くのだった

私は最近まで、園長先生から『十二支に猫がいないのは、お釈迦様がお亡くなりになる直前に皆(十二支の面々)駆けつけたが、猫だけはネズミを追いかけ回していて来なかった薄情者だから、お仕置きに十二支に入れてもらえなかった』のだと聞いたように思っていた

しかし、職場で十二支の話になったときこの説はなく近いものも無かったので私はこの事を話さず帰宅してから検索してみた

ない。。。。。

近いものも、ない

ネズミに騙されて集合時間に来られなかった説と、その頃猫という動物の認識が無かった(存在が熟知されていなかった?)とか、ふーんというものがいくつかあった

小さいときから思いこみが激しいことで。。。


本日は、お釈迦様のお誕生日です

ちなみにお釈迦様が6年間飲まず食わずの修行をしたのに悟りを開けず、山を降りたとき川のほとりで牛乳粥を振る舞ってくれたのが、スジャータという娘さん

コーヒー(褐色)の恋人
スジャータ坊や








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