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何をやっても継続できなかった私が変えた7つの習慣

40年以上生きてきて、コツコツやる人と見られるときもあるのですが、実はものすごく飽き性で、長続きしない人間です。学生時代のスポーツは野球、卓球、テニスと次々に変え、筋トレも続かず、英語学習においては学生時代から、英語を今回こそ、頑張ろう!と決意はするものの、いつも長続きせず英語コンプレックスを抱えたままの状態でいます。

ですが最近、英語が無理なく続けることができるようになりまして(まだまだマスターできていませんが)、さらに学ぶ楽しさまで感じるようになりました。

今回は「英語」を例にして、なぜこれまで続けることができなかった自分が、学習するのが楽しいと思えるほど続けることができるようになったかについて書きたいと思います。

1.目的を明確にする

私自身は学生時代に英語圏に短期留学したり、前職は外資系企業で勤務したりと英語に触れる環境は比較的多かったと思います。ただ、集中して英語の勉強ができなかったんですよね・・・。

前職では上司は日本人で最低限の英語ができれば、なんとかなったので環境に甘えてしまい勉強を怠ってしまいましたし、大学の時は日本人同士で留学したので見事に遊んでしまいました。

そんな何度も何度も英語に挫折している私ですが、今の会社に入って、人生で一番継続して英語の勉強ができています。これは色々と要因はあるのですが、一番大きいのは「何のために英語を学びたいか?」「英語が話せたらどうなりたいか?」が明確にあること。

以前、海外から来た取引先(コットンの生産管理するREMEI社やビートルズの版権を管理する会社)と話した時に、なんとなくは通じるんだけど、深く話すことができなくて、あぁ、もっと自分が伝えたい事を伝えられるようになったら、彼らとの関係性はもっと深まるのに、と初めて英語を話せない悔しさを心から味わいました。それ以前は、英語ができて何をしたいか?がなかったので長続きせず、まあいいかと諦めてしまっていたのです。

2.自分一人でやることを諦める

1.の目的が明確になってから、すぐに習慣化させようとしてもこれまでの失敗が頭をかすめてなかなか行動ができません。3日坊主になることは目に見えています。その時に、初めて人に頼ろうと思いました。

英語コーチという存在です。金額的にはもちろん負担がかかりますが、何十年もコンプレックスに感じたこととが解決できる、そして継続する習慣が身につくと考えれば決して高くはないと考えました。

自分はできるはず、一人で実現させるんだと考え行動して失敗の繰り返し。この負のループを断ち切るには、自分一人で向き合うのではなく、伴走してくれるコーチという存在がいるのといないのでは、大きく違いを感じます。

3.仲間を作る。外に宣言する

私の場合は、とあるコーチングで1:1というよりはグループコーチングを継続して受けていました。1:1だとできていない時にまたマイナスな感情が出てしまいますし、継続が厳しい状態の時に同じ境遇で切磋琢磨する仲間がいると、モチベーションが上がるのではと考えました。

事実、自分以外の誰かが同じ目標に向かって交流するのは、仕事とはまた違った仲間意識が生まれます。また、次の週までに何をするのか?他の人に宣言することも自分への程よいプレッシャーがかかり、行動のエンジンが入りました。

そして宣言することで、言語化して外部の目に触れるようになることで、できない自分ではなく、できた自分をイメージするようにしました。言霊って大事です。

4.良い先生、教材出会う

これもめちゃくちゃ重要です。ここでいう先生はコーチではなく、英語の講師です。私の場合はDMM英会話を2年半継続していますが、今までいくつもオンライン英会話を受けてみて、トップレベルの先生は、教え方も上手ですし学ぶこと以上の人生哲学に触れることができます。

今はネイティブプランに切り替えた分、良い先生の予約が取りやすくなったこともあり、毎日先生と話すことがとても楽しみになりました。

それから良い教材に出会うのも、モチベーションが上がる要因になります。DMM英会話の他に、今年からNHKラジオ英語を2つほど聞いていますが、教材がとにかく面白いのです。

例えば先月はリンダ・グラッドソンのインタビューだったり、今月はマインドフルネスの第一人者のインタビューだったりと、日本語で読んでも刺激的な文章に触れることができるのも大きいです。

5.積み上げた時間がわかるようにシステムを活用する。


コツコツと毎日学習していると、どこまで自分が成長できているかわからなくなる時があります。特に英語は成長実感が湧くことが少なく(ある時急にレベルが変わったと感じるまで)、そうすると学習方法が合っているのか?不安になることがこれまでも多々ありました。

その時に役に立ったのが、DMMで今まで何分勉強してきたのか?またはこれまでに何カ国の先生と話したのかが可視化されていることです。成長しているかどうかはすぐにはわかりませんが、どれだけ勉強を続けているか?は積み上がっていき、それが自分への自信と繋がるのです。

DMM英会話だと、これまでに25,000分を超えてこの数値が勉強するたびに増えていくとゲーム感覚で楽しめます。noteの更新もそうかもしれませんね。noteは継続の仕組みが実によくできていて、1週間に1度更新すれば褒められる、1ヶ月に1度でも褒められ、スキが押されればアラートが飛んでと継続する仕組みがたくさんあります。

余談ですが自身の考えをこれまでも何度もブログという形で書いていきましたがほとんどが1,2か月も続きませんでした。ですがnoteは頻度こそバラバラですが3年ほど書くことができているのはnoteの続ける仕組みが優れているからだと感じています。

6.自腹を切る

2.で少し書きましたが、自腹を切って学ぶ、金額が大きければ大きいほど元を取り返そうと思うので、ある程度の自己投資は必要だなと感じています。DMM英会話も、コーチとの伴走が終わって1年くらいしてから、すごくダラけてしまって毎日が週1、2になってしまったんです。

ですがもう1度ギアを入れるために、これまでノンネイティブのプランから、月額の3倍するネイティブプランに申し込みをし直しました。ネイティブのプランに切り替えしてから、不思議と毎日実施できています。

以前は今日は疲れてるからやめようとか、直前キャンセルもしてしまったんですが、料金が3倍になったことで1日サボると、1日●円消えていく・・・と痛みを感じることで、気持ちを奮い立たせています。もちろん純粋に英語圏の先生と話すのが楽しいことも継続できている理由の一つです。

7.バッファを持っておく

当然ながら仕事でクタクタになった後に、別の勉強を継続する時がいつもできるわけではありません。僕も仕事が忙しい時は毎日できない時もあります。

そんな時は、バッファの時間を作っておくことをおすすめします。例えばNHKのラジオ英会話は平日に1日2回、週末に平日分をまとめて1回で放送されます。基本は平日に1日2回のうち、どちらかを聞くようにしていますが、どうしても難しい時は週末に聞きます。

NHKのラジオ英会話が長年のファンが多く、これにより話すことができるようになった人が多いのは、何度も学ぶことができる環境があるからと考えます。

今回は英語の学習を例に継続できた理由を書きましたが、1回できないことで凹むのではなく、どこでリカバリーするかをあらかじめ組み込んでおくのは継続するコツとしても有効と考えます。

以上ざっと書いてしまいましたが少しでも参考になれば幸いです。

お知らせ

5/25になりますが、「ビジネスに役立つnoteやSNSのつづけ方」というテーマでnoteの徳力さんと中川政七商店の緒方さんとお話をすることになりました。正直自分以外に適任はたくさんいるはずですし、SNSでうまくいっているわけではないと思っていますので、どこまでお話しできるかわかりませんが、もしご興味があればぜひ視聴いただければと思います。


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