お芝居を観に行った話(20210919)

こんなご時世ながら、時たまお芝居を観にそーっと動いている。

消毒液を見つけたらとにかく手に噴射しまくるということをしているうちに、ふと気付いたら、手に消毒液はついているのだがその消毒液をどのタイミングで手に噴射したのか忘れるくらいの頻度だった。

とにかくできるだけ人混みを避け、消毒しまくる1日だった。

そんな私みたいな人がいる中、時折マスクをしてない人達や、マスクはしていても大きな声で大騒ぎしている人達もいて、なんだかなぁともやもやしつつ、会場へ。

今回観たのは、ハイバイさんの「ヒッキー・カンクーントルネード」


なるほど。

台本が二種類あり、普通のと高校生用、どちらも買った。

観たものの台本が売ってたらとりあえず買う。

改めて軽く読んでみたりするのが、なかなか楽しい。


東京の演劇。

札幌の演劇。

演劇は地域性があると思う。

北海道の演劇は、割とスタートからゴールがわかりやすい。

演劇初心者でも見やすいものが多い。


もちろん東京にもそういう演劇は多いと思う。


劇団の量が違うだろうから。


でも、ある程度東京で有名そうな劇団の作品は、割と難しいと思う。

ある程度、描かれているものの先、見えてない部分を想像する力がないとゴールが見えてこない。


むしろ、ゴールがない。

ゴールを見つけるのは観客しだい、そんな感じ。

じゃ、今回観たのがゴールがわからなく難しいかと言えばそうでもなく。

途中途中ちゃんと笑えるし、ちゃんと不安にさせられる。

それが面白い。


そもそも、何が目的で今回のお芝居を観に行ったかというと、富川一人さんのお芝居がどうしても観たかったからなので、始まりに富川さんが出てきた時点でとにかくただワクワクしてしまった。


今、なんとなく舞台を思い出すと、なんだか映像作品を見たような、そんな感覚になった。

それくらい丁寧に、綺麗に作られているものだったのかもしれない。

観に行ってよかった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?