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今後のデジタルシフト、思い切って海外展開はどうでしょうか、

デジタルシフトが今後のトレンドになったとしても、インド人やタイ人のスタッフを、雇用して管理するのは、相当難しいのではないのかとよく耳にします。
もちろん、インド人もタイ人も、日本人とは考え方も価値観も違うんですが、結局、現地の人の協力を得ないと、外国で起業なんて、そもそもできないんですよね。

失敗するのが普通

インド人やタイ人といっても、いろんな人がいますし、根気強く、自分に会う人を、失敗しながらでも探さないと外国で起業なんて無理です。
僕は、アメリカ、中国、タイ、そして日本でさえも、オープニングスタッフでは失敗しています。
つまり、最初から自分に都合の良い人や、助けてくれる人と、どこに行っても簡単には巡り合えないんですよね。
時間をかけて、日本のサービスに関する考え方や、仕事の仕方を教えて、仕事を覚えたころに転職されて、また人材を育てていくという繰り返しです。
でも、結局、日本でも一緒で、どこに行っても、まあ変わらないかなと思っています。

インドやタイで起業することのデメリットは、まだまだありますよ。
インドルピーもタイバーツも、日本円に比べると不安定な通貨だし、物価の安い国なので、そんなに多くの利益につながらないかもしれません。
つまり、インドやタイのマーケットで、商品やサービスを売っても、日本に比べたら単価が圧倒的に安い場合が多いんですよね。

利益率はマジやばい!

ただし、これは、誰をお客さんにするかで、まったく変わってきます。
僕のタイとベトナムのビジネスのお客さんは、実は日本人なんですよね。
そのため、日本に比べて、コストが1/5以下の国で、日本人に対して、日本価格の円建てで商売出来たら、すごいですよね。
それを僕はやっています。

新型コロナを受け、どんな分野でも企業のデジタルシフトがアフターコロナは、どんどん加速する中で、インドとタイは起業するにはすごく良いところだと思います。
インドもタイも理系の人が多いし、日本人がそれほど多くない唯一無二のところでやるメリットは大きいと思います。
インドやタイで、現地法人を設立するのは、そんなに難しくはありません。

ツテも情報もない、インドやタイで起業して

僕は、タイで現地法人を設立してもう、8年目ですが、設立もその後の税務も、現地のタイ人のベンダーにお願いしました。
現地の日本人相手の法律事務所や税務事務所などは、通常の3倍以上のチャージをしてきますが、現地のローカルを使えばそれほど費用はかかりません。

インドでは、友人の現地法人の設立を手伝いましたが、その際も現地のインド人のベンダーにお願いしました。
いずれも、日本人をターゲットにした日本人が対応してくれるベンダーもいたのですが、彼らの費用はびっくりするほど高いです。
日本で同じサービスを頼むよりも、会社設立、税務、ビザなどの日本人現地のベンダーは高いのが普通なんですよね。

そうは言っても、ツテも情報もない、インドやタイで起業して、現地のローカルを雇うのはハードルが高いかもしれませんよね。 
それでも、インドやタイで起業することのメリットは、初期コストを大きくかけずに済む点なんですよね。

よく、インドやタイの高級住宅街に住む人がいるのですが、まずは治安が良い中級レベルの住宅街に住んでみてはどうでしょう。
日本で得られる現地の情報は、中級レベルの住宅街に住んでみれば、すぐに入手できますし、金持ち日本人に寄ってくる現地の人たちとは違う、生のインドやタイが味わえますから。

売り上げが少なくともOK

インドやタイは、暮らしていくのにもお金がそれほどかからないので、起業後ビジネスが軌道に乗るまでの期間を持ちこたえられる可能性も高まります。
インドやタイは、最初は会社設立にやっぱり時間がかかると思います。
それと、会社の持ち分制限がタイなどにはあって、工夫していかないと、そもそも設立ができないという問題点もあります。

インド会社法によれば外国人だけでもインド法人の設立が可能なのですが、手続きが複雑です。

苦労しないと、実力がつかない

それでも、そういう苦労を何かと工夫することにより、海外での事業の地力がつくと思います。

失敗は必ずしますので、それも経験だと思うメンタルが必要ですが、インドやタイのポテンシャルを考えれば頑張れると思います。

外国での起業先として、ポストコロナにおいては、インドおよび東南アジアのポテンシャルがやはり高いと思います。

欧米の調査会社のリポートは、2050年まで平均5%前後の成長が続くと予想していますので、日本に比べてもチャンスが多いと思います。

これからのDXを見据えると、チャンスが転がっています。



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