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無理して行った甲斐があったヌメリナイト2021-魅惑の深海パーティー


初めて深夜バスで東京と大阪間を1日で往復した。
ヌメリナイト2021-魅惑の深海パーティーに参加するためだ。
2017年で最終回を迎えて終了したと聞いていたのでもう2度と参加できないと勝手に思い込んでいたのだ。するとあれよあれよとチケット発売が開始されて即売、なんとか滑り込みで購入できたので深夜バスのチケットを買って東京に行った。

patoさんのことはwebライターとして活動し始めた頃から知った。

こんな狂気的な記事を書いてる人は面白いに決まってる。そりゃトークライブ聴きたくなるだろ。正直テキストサイト時代を更新していた頃のことはあまり知らなかったので、行っていいものなのかと考えたが、ここ数年で仲良くなった人たちも行く様子だったし、古参だろうが新参だろうが関係ねえ。行って楽しめれば問題ねえだろっていうスタンスだった。

登場前はpatoさんのカラオケが流れてきた。
おじさんが息切れしながら歌うカラオケを黙って聴く客席が狂気じみてた。
歌っていたラインナップはこの3曲

Make you happy /  NiziU
夜に駆ける  /  YOASOBI
猫  /  DISH//

トレンドを意識した選曲を息切れしながら歌ってたのが面白かったのに周りは誰も笑ってなかった。
patoさんを見守る優しい客席、この時点でいいイベントになる予感しかなかった。

カラオケ後はかっこいいムービーが流れたあとに本人登場。
序盤から軽快なトークを繰り広げてた。本当に2時間半で終わらす気があるのか?ってぐらい喋っていた。テキストサイトの管理人をやっていただけであんなに面白い話ができるのかよってぐらい喋り尽くしていたので結構本気で尊敬してしまった。自己紹介という名の近況報告(おっさんは2度死ぬで書かれていたキンタマが腫れた話とか)を話していたし、礼儀からプロレスネタまで脱線しても話を戻して観客を笑わせていた。僕も声を押し殺しながら爆笑していた、ご時世的に。

それだけでは終わらず、途中からAVの話になり、ヌけるヌけないで動画を判断していた自分が恥ずかしくなるぐらいおもしろエロ動画をたくさん見せてくれて笑いすぎてウエストが-2cmぐらいに痩せたと思う。
海外エロサイトの系譜も教えてくれたので1つ賢くなることができた。
(xvideoとかpornhubの読み方の話など)
宮下パークのすぐ隣にある東京カルチャーカルチャーは大きなガラス窓があり、外から何のイベントしているかわかりそうな様子なので、支配人がそっとカーテンを全締めしていたのが面白かった。

おもしろエロ動画コーナーが終わったあとは休憩時間に入った。
ここで飲み物の追加オーダーを済ませた。

イベント概要欄にはドリンク1オーダー必須と書いてあったのに、1杯目はpatoさんの奢りだったのだ。入り口でドリンクチケット変わりのピンバッチをもらってドリンクと交換してくれた。気前の良さには痺れた。Twitterでもこれに関してはツイートしている人多かった。

後半はヌメリナイト2017以降に書いたwebライターとしての記事の裏話を披露してくれた。シベリアのマックでロシア語がわからない中、勘で注文したら毎回春巻きみたいな食べ物が出てきた話や、47都道府県のフラペチーノを全て食べた記事では、その後受けた健康診断で尿検査で糖(+)が出てしまった話や面白い記事には面白い裏話がついてまわるのだと思った。(ただ健康はまじで心配)

最後に今回のイベントの副題「魅惑の深海パーティー」について触れた。
バック・トゥ・ザ・フューチャーに出てきたプロムのタイトルから抜粋したとのこと。そこからコロナ禍によって失われてしまう文化や風習についての話題になり、アメリカでもプロムが中止になったという話題になった。僕は非モテの人間なのでプロムが中止になっても喜びそうではあるが、そんな中でもリモートで楽しんでいる学生も多かったらしく、アメリカ人のポジティブな国民性が出てるなと思った。
そんな中でコロナ禍のダメージを大きく受けてしまったのが、ライブハウスだ。昨日の会場になっていた東京カルチャーカルチャーもそうだ。
大変なライブハウスを救いたくて久しぶりにトークライブ開いたし、今後もいろんな企画をやって還元したいと語っていてかっこよかった。
間違いなくかっこいいおじさんの生き様を見た。
でも僕みたいな物好きがチケットを買わないことにはライブハウスは救われないので、また機会があったら参戦したい。
そしてヌメリナイト2022の開催も決定したので来年以降の楽しみも増えた。
そして最後に次回はプロムのように大切な人を誘って参加してくださいね、でもお前らには絶対に無理だろうけどな!!!!って言い放ってたのがよかった。悔しいけどぐうの音も出ねえ。

とにかく腹を抱えながら笑い続ける最高に楽しい2時間半でした。
弾丸で東京に帰った甲斐があったイベントを実施してくれた関係者の皆さんに本当に感謝してます。あとpatoさん、お疲れさまでした。

Radiotalkでも話しました。
喋りたくなるんだよ、このイベントは。

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