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はじめまして。日本一小さな村の「MUSUBU」です。

2020年7月15日、日本で一番面積の小さな村から大きな挑戦「MUSUBU」がはじまりました。

「子育てを応援する食と農のブランド」をめざす「MUSUBU」のウェブサイトでは、こんなコピーを掲げています。

誰よりも子どものことを想う
「日本一小さな村」から、
誰よりも子どものことを想う
あなたのために。

なぜ「子どものことを想う村」なのか。
なぜ「子どもを想うあなた」のためのブランドなのか。

このnoteは、そんな疑問に答えながら、私たちや私たちが大好きな人・もの・コトについてつづっていく予定です。

第1回となる今回は、はじめに私たちの暮らす「日本一小さな村」についてご紹介したいと思います。


「日本一小さな村」は子どもと育つ。

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富山県舟橋村は、度重なる市町村合併の波の中、周りのまちと一度も合併しなかったことで、今では「日本一小さな村」として記録されています。

小さな村だからこそ人を大切にしよう、との考えのもと、教育や子育てに力を入れてきたことで2012年には年少人口割合が日本一を記録する「子育ての村」として多くの子どもたちの笑顔が溢れるまちとなりました。

そんな背景から、「子どもを大切にすること」そして「子どもを育てる親や家族を大切にすること」が大事な価値観として村に暮らす人々のあいだに浸透しています。


アイデンティティとしての農業を。

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ばんどり騒動(米騒動)発祥の地としても知られる舟橋村にとって、村を支えてきた農業はとても大切なものでした。

ですが、高齢化や担い手不足により現在衰退の危機に瀕しています。

それは、子どもたちが生まれ育った村への誇りや愛を持ちにくくなることにもつながる、地域の危機になるかもしれません。そのような危機を防ぎ、未来に渡って「子育ての村」「国や地域を担う人物が育つ村」として地域社会に貢献していく村であり続けたい。

そんな思いから私たちは、日本中の子どもたち、そして子育てに取り組む方々を少しでも支えられるような食を届けるためのブランドづくりに取り組むことにしました。


「MUSUBU」がめざすこと。

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そんな舟橋村の想いを込めてスタートした食と農のブランド「MUSUBU」。

立ち上げにあたってこんなコンセプトを定めました。

子どものことを一番に考える村であり続けたいという願いから
どこの街とも合併しない道を歩み続けてきた舟橋村には、
ずっと愛されてきた3つのものがあります。

それはのどかな田園風景と、雄大な立山連峰。
そして山々から流れ込み湧き出る豊かな水が生み出すお米です。

MUSUBUは「結ぶ」。

日本有数の歴史を持つ米作りの地、舟橋のお米が
食の宝庫である富山のさまざまな素材をむすび、
あなたの家庭と、家族のみんなを笑顔でむすびます。

子育てを大切にすることで、多くの方々が移り住んで来るようになったこの村だからこそ、叶えたい思い。

「子どもを大切にするために、まずは子どもを育てる人を大切にしたい」

そんな思いで「MUSUBU」はスタートし、これから一歩一歩進んでいきます。

今後、このnoteではそんな私たちのことや富山県の豊かな食についてご紹介していきます。ぜひこれからもお楽しみいただけたら嬉しいです!


MUSUBUの公式サイトはこちら。


舟橋村農業ブランディング機構(FABO) 岡山史興