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人生の残りをどう過ごすか

「そういう考え方はやめた方がいいよ」と言われたことがあるのだけど、わたしは人生の残りを考えて生きている。

持病があるので早く……とはならないで、どうも世間様によると持病のあるひとは病院で病気の早期発見ができるので長生きするらしい。

とは言え、自分の力で好きなことをできる時間は具体的に言うと75歳くらいまでだと思う。

そうなると稼働できる人生は残り20年ほど(!)となり、それがどれくらいかと言うと庭の花壇にチューリップを植える回数が残り20回くらいだということになる。

少ない。

わたしの残りの人生は少ない。この残り人生でなにをしたいのか、ある程度計画的に考えたいと常々思っている。

なんでもすきなだけできるわけではないのだ。

ところがすきなことはひとつではない。例えばわたしは小説を書くし(現在、いちばん上位にある)、マスクのように縫い物もする。時として料理もするし、できればもう一度ピアノを弾きたい。

そしてそれとは別に家族のこともある。妻であり、母親である。その上娘でもあるので、将来は介護も視野に入れなければならない。子供がひとり立ちすらるまでどれくらい濃密な時間を過ごせるだろうか? 夫が仕事をリタイアした時に上手くふたりで人生を楽しめるだろうか? 不安は尽きない。

そんな中でなにを第一に置くのか? 迷う時もある。例えば全力で体当たりしたいことがあっても外的要因からそれが叶わない時もある。わたしは専業主婦という他所から見たら責任のない、お気楽な立場であるが実は家族という組織の一員として足並みを揃えなくてはならない。

「小説を書くのが夢でした」

言うのは簡単。でも実行は難しい。だってしたいことも、しなくちゃいけないこともたくさんあるんだから。そしてそれらの一見、邪魔に見えるものが小説を潤してくれるのだ。小説を書く上で本当に、不幸なことから幸せなことまでたくさんの出来事が役に立っていると思っている。

そう言えば今日は、Twitterては「縫い物にハマって小説やめちゃいそう」と書いたけども、いま書いている小説のためにセブンイレブンを事細かに探索してまいりました! ちゃんと男女ともに下着が売られていてよかった!(そういう箇所があるのです)

取材をする時って怪しい人になりますよね?? わたしだけじゃないはず……汗。

そんなわけで残りの二十年、少なくとも十年くらいは書くんじゃないでしょうか? 最後は自費出版で自伝?(笑)

「書かなくなるかも」なんて軽率に書いてすみません。読者の皆さん、安心してください。セブンイレブンで怪しい人になるくらいはがんばってます!

あとは……何分、更年期ですから気分が揺れやすいのは許していただきたいところです。歳がバレる~!!!

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