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未経験なのに大活躍&社内表彰!訪問介護で心がけている想いとは。

<プロフィール>
■氏名
足立 陽子
■役職
介護事業本部 在宅事業部 訪問介護事業所musubi放出
常勤ヘルパー(訪問介護スタッフ)
■経歴
2021年12月入社 
前職は精神病院の看護助手

-まずは、musubiに応募するまでの経緯をお聞きしたいと思います。

何度か転職をしてきたのですが、事務か接客の仕事をすることが多かったです。前職は精神病院での看護助手でした。そこでは患者さんに寄り添っている感じがあまりなかったので、もっと「その人のためになる何かをしたい」と思ったのが転職のきっかけです。

-musubi Groupへ応募したきっかけは何ですか?

菊宮さんが働いている写真を見て、雰囲気がとても良さそうと感じたことです。実は、訪問介護は全く考えていなくて(笑)高齢者分野の施設系で考えていました。でも、「どんな求人があるのかな~」とスマホで見ていたときに、その写真を見たんです。人のお家に行くのは緊張するので訪問介護に今のところ興味はないけれど、1度話を聞いてみようかなと思いました。

菊宮の働く様子

-実際に話を聞いてみてどう感じましたか?

1対1での介護や利用者様とのやり取りの話を聞いてみたら、「その人のためになる何かをしたい」という私のやりたいことと合ってると感じました。面接は永井さんだったのですが、「訪問介護のお仕事向いてますよ!足立さんに似た雰囲気のスタッフで活躍しているスタッフがいるので大丈夫です!」と言ってくださって。「えー、本当かな?」と思う気持ちもあったのですが、面接後すぐに内定をもらったこともあり、「そんなに言ってくれるんだったら入社してみようかな」という気持ちで内定を承諾しました。

左:面接を担当したエリアマネージャーの永井

-障がい分野×訪問介護というところにハードルの高さは感じませんでしたか?

障がい分野というところは、あまり気にしていませんでした。前職の病院でも、高齢者だけでなく若い患者様もたくさんいたので、利用者様が障がいをお持ちという点は気になりませんでした。
一方、人のお家に行くというのは、やはり少しハードル高かったかもしれません。お家によってそれぞれルールや気を付けることが違うというところは、慣れるまでに何ヶ月かかかりました。

-慣れるまでの研修はどのようなものでしたか?

最初は先輩の訪問に同行をして、まずは先輩の介助を見るところからスタートしました。1回見て自分も介助に入るのですが、1回見たぐらいではできないようなところは、何回も見せてもらいながら少しずつ少しずつやっていきました。かなり時間をとって丁寧に教えていただいていたなと思います。
前職の病院では移乗や更衣の経験が少なかったので、そのことをmusubiでは事前に伝えていました。更衣の仕方は「この利用者様の場合はこちら側からやる方が良い」「肩が引っかかっている場合はこうすれば良い」ということを教わり、利用者様もその間協力してくださっていました。そのような環境だったから、できるようになったのだと思います。最初から「はい、やってみて」という感じだったら多分無理だったと思います。

右前:足立 右奥:エリアマネージャーの永井 左:管理者の大賀 

-実際に業務に入ってみてどうですか?

このような言い方が正しいのか分かりませんが、利用者様に会いに行っているという感じがほとんどです。もちろんサービス提供はするのですが、どちらかというと仕事をしに行ってるというよりも、それぞれの方と喋りに行っている感覚です。身体介護は割と少ないような気がしますね。話をしてくださる利用者様が多いので、入浴介助や食事提供のときでも、利用者様とお喋りをしながら業務をしています。

-どのような現場が多いですか?

年齢層は幅広くて、20代~80代と様々な方がいらっしゃいます。介護保険の方や脳性麻痺の方、事故などで障がいを負った中途障害の方などです。
ご自身で身の回りのことがほとんどできる方には、ちょっとした買い物や調理、掃除に入ることもあります。例えば、普段はご自身でされるのですが、「洗いもので手が濡れるのが苦手であまり好きではない」という方や、「調理はどのぐらい火を通していいか分からないからあまり好きではない」という方がいらっしゃいます。そのようなときは鍋料理を作ったり、豚肉ともやし炒めを作ったりといったことをします。ちょっとしたお手伝いが多くてコミュニケーションが中心ですね。
新しい案件に入るときは、上長から「このような利用者様です、入ってもらおうと思ってて」と声が掛かって、最初はサービス提供責任者と一緒に訪問をしてスタートします。

-放出の事業所の雰囲気はどうですか?

皆さん話しかけてくれるし、何を聞いても詳しく優しく教えてくれます。嫌な人もいないし、利用者様のことで「こういうときはどうしたらいいんですか?」ということを聞いても、丁寧に教えてもらえます。入社してすぐの頃でも聞きやすかったです。
最近はその利用者様を担当しているサービス提供責任者に聞くことが多いですね。私は、菊宮さんや村田さんに聞くことが多いと思います。入社した頃その2人にメインで教えていただいていたということもあって分かりやすいですし、その2人に聞けば大体のことは分かります。
簡単なことであれば電話か社内SNSのチャットで相談して、自分が理解しづらいような内容は事務所で会ったときに聞いています。WEBのカレンダーで相手の予定を見て、面談などで事業所にいる可能性が高い日を狙ったりしています。

左から村田(サービス提供責任者)、足立、菊宮(サービス提供責任者)、
江本(musubi京橋の管理者)、永井(エリアマネージャ) 

-足立さんはゴールデンmusubi賞(社内表彰)にも選ばれましたので、選定理由もご紹介します。

選定理由
利用者様や家族様からの評価が高いこと、医療的ケアという高いケアスキルが必要とされる方へも入ってくれていること、また事業所内で一番稼働時間が多かったことなどから選出させていただきました!

部門役職者からのコメント
どんな時も笑顔での対応、言葉かけの丁寧さなど模範的な事が多く、この基本的な事がきっちりとできているからからこそ利用者様からの評価につながっているのだと感じました。
次年度の期待としては、介護経験3年目に向けて新たな利用者様への挑戦、また新人さんからお手本となる存在としてチームの中心で活躍していただきたいと思っています。

表彰の様子(住宅型有料老人ホームmusubi前にて)

-訪問時に心がけていることはありますか?
それぞれの利用者様のご要望にできる限り応えられるよう、自分で努力するということです。利用者様や家族様が希望された方法が、実際に1番良い方法なのかどうかは別として、それにできる限り沿うようにしています。
例えば、「ゴミ袋がもったいないからゴミはまとめて捨ててほしい」「これとこれはくっついてたらプラスチックゴミではなく普通ゴミに捨ててほしい」といった小さなところからご要望をいただくこともあります。「別にそんなの良いよ~」という利用者様も結構いらっしゃいますが、それはお家によって異なります。
私は介護・障がいの知識や経験があったわけではないので、色々な要望に対して、「そういうのもあるのか」と思っていました。今までの蓄積が無かったので、「このやり方の方が絶対にいいのに!」というモヤモヤや「この障がいをお持ちの方はこうだから」という決めつけが無く、それが逆に良かったのかなと思っています。

-普段から几帳面なタイプですか?

めっちゃ大雑把です(笑)大雑把だから、自分のものはポイっとしてしまいますが、他の方の物は丁寧に扱おうと思っています。「普段から丁寧そう」なんて言っていただくこともありますが、全然ですよ。普段が丁寧じゃないから、人のお家では丁寧にしようと心がけてるだけです。
自分で自分の物をポイっとしたり、自宅のキッチンや洗面所が水でびしょびしょだったりするのは良いですが、人にされると嫌じゃないですか。だからこそちゃんとしようと思っています。

-今までのお仕事の経験も影響していますか?
エステの経験は影響しているかもしれません。お客様や空間へかなり気を配らなければいけなかったので、お客様が使用するトイレの洗面台に水滴が残っていたり、靴やスリッパが揃っていないと、今でもなんだか気持ち悪い感じがします。また、高校生の頃から飲食店でアルバイトをしていて、「笑顔で接客」や「電話の対応はこうやって」ということを教えられていたので、接客を長くやっていた経験が土台になっていると思います。

利用者様について情報共有する様子

-musubi Groupでは障がい福祉未経験スタートのスタッフが8割です。

介護未経験や無資格の方でも、「利用者様のためになる何かをしたい」という想いがある方を募集しています。未経験からでも安心してスタートしていただける環境がありますので、ご興味のある方は下記リンクより是非ご応募ください。まずは会社や業務の説明だけ聞いてみたいという方も大歓迎です!

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