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久しぶりに風水学の本を読む

仕事で書かなければいけない文章の予備知識のために、久しぶりに本棚から風水に関する本を取り出してきた。風水に関する本、といっても「Dr.コパの……」とか「風水で決めるインテリア」とか、そういう感じではなく、(入門書とはいえ)割とガチめの本である。

デレク・ウォルターズ『必携風水学」と学研のムック『風水の本』

実は、両方ともかつて(四半世紀前だなあ……)購入したときには、なんだかとっつきにくくて読破できず、その後もパラパラと眺めるにとどまっていた。

しかし、今日読み始めてみたら、えらく面白い。今となっては軽めのネタになっているような「風水で決めるインテリアの配置」にも、ちゃんと風水学の体系に則ったものだと改めて知った(例えば、電線とかがやたらと見える窓辺には金魚鉢をおくといい、というのは、木火土金水、つまり五元素の考えに基づくものだ、とか)。

『必携風水学』の巻末解説で、監訳者の荒俣宏も書いているが、振り返ってみれば、かつて80年代後半や90年代初頭には「風水」という言葉すら一般的ではなかった(Dr.コパだっていなかった)。

しかし、気づけば風水は(誤解や間違った解釈もされつつも)よく知られるものになったし、風水思想の中に出てくる四神相応(東西南北に青龍、朱雀、白虎、玄武を当てはめるもの)も、漫画やアニメですっかりおなじみのものになった。

余談だが、皆さんにとっての四神はどこから

おなじみになったからこそ、私の中でも書籍に書かれていることが受け入れやすい状態になっていたのだろう。

なんとなくいま、風水学を学びなおしたい気分である。


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