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書籍購入の優先順位

最近、書籍購入の優先順位が悩ましい。

歌集が最優先、短歌に関する雑誌がその次の優先度……ではあるのだけれど、やはり小説で手に入れて読みたいものもいくつかある。短歌関連以外の文芸雑誌でも、興味のあるものは尽きない。

このところ本屋に行くたびに購入しようかどうしようか迷っているのが、先日復刊されたチャック・パラニュークの『サバイバー』だ。冒頭の章を立ち読みしたのだけれど、まあ、面白い。でも文庫にも関わらず1,320円(税込)もするのでつい、「あー、同じぐらいの金額で先に買って読みたい歌集、あるよなあ……」などと思ってしまう。結局買わずじまいでいる。

かと思えば、昨日は古本屋で、レーモン・クノーの『はまむぎ』(レーモン・クノー・コレクション版)を見つけて、我慢できずに購入してしまった。

レーモン・クノー『はまむぎ』

そう、古本屋で出会う書籍、というのがまた悩ましい。急ぎではないけれども、これはここで買っておかないともう手に入らない、なんて本にいくらでも出会うからだ。

限られた予算の中で、書籍をどう入手していくか。いつだって悩ましい問題である。

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