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夕照はしづかに展くこの谷のPARCO三基を墓碑となすまで (仙波龍英『わたしは可愛い三月兎』収…
単線の電車が今朝も這ってきて終点のない日々が始まる (三田三郎『もうちょっと生きる』収録…
左肩傾けまるごとひとをのむ海へと向かふ鈍色のバス 楠誓英「暗渠になる」より(『西瓜』創刊…
エアコンの生みたる風に揺れてゐる書架より垂るる栞のあまた 門脇篤史「揺らぐ」より(『西瓜…
ハイウェイの入口かもしれない道を黙って進むときのアクセル 鈴木晴香「ここにいるしか」より…