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1年で167本映画観てその合間に20本ゲームクリアしたのでよかったゲームまとめた

2020年もやがて終焉を迎える今日このごろですが、2020年無想りんね的によかったものをいろいろまとめようと思います。今回はゲーム編


・DEATH STRANDING

これは人生で大切なことを学べるゲーム...そう確信した。そして、多分このゲームが無ければ、今年166本も映画を観るなんてこともしなかっただろう。

多くの人が述べているように、このゲームはすごく簡単に言ってしまえば、RPGでよくあるお使いクエストみたいなものである。未曾有の災害によって荒れ果てたアメリカを歩き続け、時々入る邪魔を退け、荷物を届ける。ただそれだけ。

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ウルトライケメン、マッツ・ミケルセンも出るよ!

でも、そこにものすごくたくさんのドラマがある。時雨(ときう)と呼ばれる、濡れると一気に時間を進めてしまう危険な現象が起こっていたり、BTと呼ばれる、目には見えず、捕まると大爆発が起きて辺り一面を破壊し尽くす敵、ミュールという荷物を奪いにやってくるテロリスト集団など、多くの障害が立ちふさがる。一般人は間違いなくそれらの餌食になる。つまりは、全く外に出ることができないのだ。移動が制限されれば、当然物資の補給もままならない。そこで活躍するのが、主人公サムの仕事でもある「ポーター」達だ。彼らは、命をかけて荷物を必要な人々に届ける。そう、命がけなのだ。BTやミュールに襲われたり、崖や岩場、大きな川など、足場が不安定な場所も行かなければならない。そして、あらゆる障害を苦労して乗り越え、相手に荷物を届ける。そして荷物をもらった相手は言う。「ありがとう」と。

この一言でどれだけの”サム”が救われるのだろうか。そして、どれだけの人々が”サム”によって救われるのだろうか。デスストランディングは、そんな「感謝」というエネルギーを得て、人々の絆を、人々の命を、そして"MEME"をつなげていく、そんなゲームなんだと思う。

"人は孤立する生き物じゃない。寄り添ってお互いを補う生き物だから"

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崩壊したアメリカを探索して、謎のモニュメントを探すのもまた一興。おつかれ、サム

・THE LAST OF US(Remasterd)

極限状態まで陥った人々のあがきの物語。デスストランディングと同じく、崩壊したアメリカが舞台のポストアポカリプスな世界での話。

こちらは謎の寄生菌が人々を襲い、パンデミックを起こして大混乱に陥る...なんとも今の世の中にぴったりのストーリーである。娘を亡くした主人公ジョエルと、寄生菌に耐性がある少女エリーが、銃とナイフとその他諸々を武器に、寄生されて化け物と化した人々と、襲いくる正常な人々と戦い、命をつないでいく。

厄介なのが、ぶっちゃけ寄生された人々より、"正常な人々"を殺す方が多いってこと。序盤は感染者をポコポコぶっ倒して楽しい!って感じだったのが、途中から明らかに様子が変わってくる。俺らと同じ、普通の人々を倒す方が多くない...?こんな極限状態なのに、なぜ戦わなければならない?協力できないのか?

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でも多くの作品が描いているように、そんな簡単に人々は団結できない。信じるもの、愛するもの、嫌いなもの、違う考え方、宗教、生まれ、国...。少しでも合わなければあっという間に敵対してしまう。それも話し合う余裕もない環境ならばなおさら。これが世界の真実。油断すれば自分の命が危ういのだ。世の中、そんなに甘っちょろくない。そんな厳しさを、このゲームは教えてくれたのだ。そして、火炎放射器は使う側になるとこんなに楽しいのか、と。


・DETROIT : BECOME HUMAN

俺は神。ボタン一つで運命を決定する

デスストランディング、ラストオブアスと違って、こっちはパンデミックや大災害が無かった2038年のアメリカ、デトロイトが舞台。アンドロイドがあまり前に存在する世界で、労働やコミュニケーション相手など、様々な場所で活躍している。が、やはり人間の性なのか、蔓延っているのが「差別」。アンドロイドが労働を担うことにより、人間がどんどん立場を失い、それがアンドロイドに対する反感に繋がってしまっている。そしてそれがやがて、ただ与えられた仕事をこなすだけの存在であるアンドロイド達が「自我」をもつきっかけになっていくのだが...。

なんといっても、ボタン一つでストーリーが分岐し、キャラの好感度が上がったり下がったり、新しい展開が起きたり、さらには主人公が生きるか死ぬかまで変わってしまうのが衝撃。3人の主人公がそれぞれ邂逅したり、出会ったサイドキャラが別な主人公のストーリーに登場したりと、いろんな細かい演出が多いのも面白い。


・イースⅨ-Monstrum NOX-

スピーディARPG+クサメタル!!!もう最高の一言

これまでイースシリーズは1,2,7,8,をプレイしたけど、この9はとにかく移動と戦闘がメチャクチャ楽しい。今回の主人公アドルは、突然怪人に覚醒し、異能(ギフト)という特殊能力に目覚めたおかげで、瞬間移動や滑空、壁垂直登りなどが可能になった。これが異様に楽しく、グラビティデイズ...ほどではないが、街を縦横無尽に駆け巡ることを無限に行っていた。また、ストーリーがメチャクチャ凝っていて、推理小説のようにどんどん謎が謎を呼び、最後で全部回収していくという、見事な伏線の散りばめ方がされている。こんなにプレイヤーの予想を何度も裏切る展開は、映画とかでもそうそう見られるものではない。と思う。

出てくるキャラもみんなクセがあって楽しいが、なんといっても序盤に出会うキリシャちゃんが最高にかわいい。ちょっと自信なさげで引っ込み思案な子がタイプなのかもしれない。キリシャちゃんはドンピシャでそれだった。アドルくん、これからはキリシャちゃんを連れて冒険に出てくれ...。人形さんも超好みだった。プレイヤーキャラみんないい。

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そしてイースシリーズといえば、数々のメロディックスピードメタルじみたBGMが特徴だけど、今回は舞台が中世ヨーロッパ風であることもあり、チェンバロがうなりまくるネオクラシカルなメタルになってるのも超イカス。だいたい最初のダンジョンのBGMがこれである。どうなってるんだファルコム


・十三機兵防衛圏

狂気に満ちた大乱闘SFブラザーズ。こんなゲームが世の中に存在するなんて...。

ヴァニラウェアが開発、アトラスが発売を担当したアドベンチャー、リアルタイムストラテジーゲーム。これまでヴァニラウェアゲームはオーディンスフィア(レイヴスラシル)、朧村正をプレイしてて、どっちもまるで絵画を動かしているような美麗なプレイ画面、スピーディで楽しい戦闘、少しずつ全体像が見えてくるストーリーなど、楽しすぎる要素まみれだったが、今回の十三機兵防衛圏は、それらを軽く超えてくるレベルでストーリーが狂っている。

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焼きそばパンへ異様なまでに愛を注ぐ漢、比治山隆俊さん。硬派ぽいのにかわいすぎる

とにかく、ぼくがここでいろいろ語るより、まずはゲームをやってみる方が断然良いので、早く購入してやるべき。すべてが伏線で、すべてが予想の裏切り...。宇宙戦争、2001年宇宙の旅、ブレードランナー...ありとあらゆるSF作品の魂が込められている。そりゃ優れたSF作品を称える星雲賞にノミネートされるわけだ。

13人も主人公がいるわけだけど、全員が魅力的で、一人も絶対に欠けてはならないと思えるゲームもそうそうないだろう。この13人がそれぞれの視点で物語を追い、やがて真実が明らかになっていく怒涛の展開は、もはや言葉では語り尽くせない。あと主人公の一人、南奈津乃さんが常時ブルマですごく脚が綺麗で陸上部で足速いのにSFおたくすぎて周りから浮いてるのがよかったです。

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サービスシーンもあるよ!

・ポケットモンスターソード/シールド

最新機器でリリースされたポケモンは伊達ではなかった!

最初に発表された時は「今まで色とか石とかネタにしてたのに、今度は剣と盾かい!」なんて突っ込んだものだけど、今となってはおそらく歴代最高に好きになったポケモンシリーズだと思う。

一番の驚きは、やはり"野生のポケモンがフィールドにいる"ってことだと思う。ポケモンが本当にそこにいて、動いている。これだけでも相当すごいのに、そのポケモンごとに行動が違って、見つけたら追いかけてくるやつとか、逆に逃げるやつとか、様々なパターンがあるのは衝撃。こちらのレベルが平均15くらいなのに、追いかけてきたやつはレベル30で、うっかりしたら全滅、なんてドキドキ感も味わえる。なんてリアルなんだ...

ストーリーは結構あっさりしていて、15時間もやればたいていチャンピオン戦までいける。が!今回のポケモンは、もうとにかく熱い!サンムーンで廃止されて今回また復活したジム戦が、異様なまでに盛り上がる。BGM、ダイマックス、そしてイカスジムリーダー達。全部が「今全力でポケモン勝負してるんだ!!!」って気持ちを心の底から引き出してくる。特に終盤のとある重要なポケモンとのバトルは、こんなに感情が揺さぶられるポケモンバトル、この先味わえるのか???と不安になってしまうレベルで良かった。

それと、嫁ポケモンが見つかりました。ブリムオンちゃんです。こんなに外見おねえさんっぽいのに、中身ちびっことかかわいさの塊じゃないですか。よろしくおねがいします。

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捕まえたポケモンにはしょ~もない名前をつけるのが好きで、全部のポケモンにやってますが、この子はちょっと後悔しました。でもパリピちゃん、かわいくないっすか?

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スイッチのスクショ、気づいたらブリムオンちゃんの写真しかなかった。どんだけ撮ってんねん。カレーを食べるブリムオンちゃん、尊い.........

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我に返ったら擬人化までしてた。どうなってんねん。かわいい...


・聖剣伝説3 TRIALS OF MANA

ぼくの音楽人生は、まだイラスト交流サイトが元気だった頃、よく入り浸っていたサイトのBGMだった「Swivel」を聴いたことで一変したのですが、まさか20年ほど経って、新たな姿に生まれ変わった(しかし大幅なアレンジはされていない)Swivelをこうやって実機で聴けるとは...。


てなわけで、3Dリメイクされた聖剣3、とてもよいゲームでした。ぼくはリース、アンジェラ、ケヴィンの3人パーティで進めましたが、全員火力が異様に高いので、ガンガンゴリ押しプレイでラスボスもいけちゃいました。ケヴィンが回復役。リースおねえさまが素敵すぎて気づいたらブリムオンちゃんの次くらいにスクショ撮りまくってました。あとアンジェラも。

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このドエッチなメンツに囲まれて冒険するケヴィンくん...大変なことになってしまいそう

・FINAL FANTASY Ⅶ REMAKE

ぼくは実は原作FF7をプレイしたことはなくて(しかしストーリーはアルティマニアで把握した謎の勢力)、FF7アドベントチルドレンにドハマリして、それ以来なんだかんだFF7を追っていたのですが、2020年、ようやくFF7(リメイクだけど)本編をプレイする機会に恵まれたのでやってみることに。

いや~~~良い!アドベントチルドレンで見られたあのミッドガルを、あのバイクレースを、自分で操作して、しかもあの時より格段にパワーアップしたグラフィックで見られるなんて...。キャラ操作も割と簡単な入力でかっちょいいアクションを披露してくれるし、戦闘もシームレスでストレスフリー。すごい。ラストバトルは圧巻の一言。

ただ一言だけ。早めに続編、お願いします。ストーリーが気になりすぎて苦しいので。

・セブンスドラゴンⅢ code:VFD

セブンスドラゴン無印をプレイしてもはや10年以上が経過し、記憶の彼方から消えかけていたのですが、ふとしたきっかけでこの主題歌を聴いたら3をやりたくなり購入。2020は...プレイしそびれました。いつかやります

パーティが3人制になり、ジョブも大幅に現代風にアップデートされるなど、多くの変更点があった。が、少し進めると、あの懐かしい「エデン」に帰ってこれて、無印に登場したキャラもちょいちょい出てくるなど、エモさに拍車がかかる。と油断してたら、あまりにも残酷すぎる展開になったりするなど、セブンスドラゴンらしい容赦ない描写はやはり健在だった。そう、このシリーズ、結構えげつない。人の心を確実に打ち砕いてくるストーリーだった。

新ジョブ「ゴッドハンド」が異様に強くて、攻撃するごとにゴッド深度という負荷が敵にかかり、それの度合いによって強力な攻撃ができるという、なかなか凝った仕様だったのがすき。

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メインメンツ。キタキツネちゃんがマジキタキツネちゃん。ジョブはデュエリスト。まんまやん?

あとBGM!sasakure.UK氏が作ってる、各時代のテーマソングが超イカス。個人的にはこの「終撃のイグニト」がすき。これが流れるシーンと相まって...ね。


・リングフィットアドベンチャー

これをゲームと呼んでいいのかちょっと疑問だったけど、スイッチだからいいか!ゲームで筋トレができるなんて夢にも思わないじゃん?

ただ輪っかを持って走ったり指示に従ったりするだけで、体がムキムキになって体脂肪も落ちる!嘘のようで本当の話。ぼくも4ヶ月くらいプレイしてますが、マジで腹筋が割れてきて。うっそ~~~って感じになってます。体重も気持ち悪いくらい落ちてました。こわい。おまけに歩き方も変わったと言われました。そんなことある???

ぼくの好きなトレーニングは「舟のポーズ」と「マウンテンクライマー」。この2つは欠かさずやってます。この記事を書いた今は二周目のエクストラフィットネスLv238。鍛えてます、身体。


その他プレイしたゲーム

・イース 1&2 クロニクルズ

名曲To make the end of battleを聴きたいがためにプレイ。ダルク・ファクト、ぜってえ許さねえからな...

・ポケットモンスターY

ナンバリングポケモンシリーズはXY以外はプレイ済だったので。3Dポケモンの先駆けということもあり、プレイしずらいところもあったが、XYにしかない新要素は面白かった

・CHILD OF LIGHT

ちびっこ妖精王女が国のためにがんばるRPG。マップ移動がほぼ飛行だったり、独特な戦闘システムなど、他のゲームでは見られない要素がたくさんあってよかった。

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絵も描いてました。

・ANUBIS ZONE OF ENDERS M∀RS

小島監督ゲーかつ前から興味があったのでゲッツ。操作に戸惑うものの、慣れてからの大量殲滅はメチャクチャ楽しいものだった。ラスボスは50回はやり直しました...。

・FINAL FANTASY Ⅸ

かつて夢中になってプレイしたFF1要素が結構出るということなのでプレイ。ストーリーがマジで泣かせにかかってる。キャラがみんな大なり小なり悩みを抱えていて、それらをまとめ、解決に導こうとする主人公ジタンの健気さと強さたるや...。

・アンリアルライフ

ぼくがよくジャケットやロゴを作っているアーティストのDIAさんがBGMを担当されたドットゲー。異世界のようで、でも現実味のある不思議な世界に隠された謎を、パートナーの信号機と共に紐解いていく。ラストはまるでアベンジャーズエンドゲーム。プレイしたらわかる。わかってくれると思う。

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・ヘルテイカー

あっさりクリアしてしまったので忘れてた。悪魔っ子ハーレムを作るべく、パズルを説いてがんばるおっさんのゲーム。キャラデザがスカルガールズを彷彿とさせてすき。

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・オレンジブラッド

超美麗ドット絵ハクスラ系RPG。架空の沖縄付近の島「ニュー・コザ」を舞台に、四人の女の子が銃とスニーカーとちょっとのクサを手に、悪いヤツラ相手に血みどろの戦いを仕掛ける!

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まんまア○レちゃんなDJマチコと、刀を持ったら手を止められなくなるJK(?)ヤザワちゃんがすきです。


・熱血硬派くにおくん外伝 リバーシティガールズ(未クリア)

・Hyper Light Drifter(未クリア)

・ファイアーエムブレム 風花雪月(未クリア)

・アサシンクリードⅡ(未クリア)

・TOMB RAIDER(リブート) (未クリア)


てな感じです。FE風花雪月は、夏に買って以来プレイできてないので、来年はどんどん進めて絶望に満ちたい。あとは、ラスアス2やゴーストオブツシマをやりたい。ウインターセールで安いし。

来年もいいゲームに出会いたいです。よろしくおねがいします

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