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個人的Alvvaysの名曲Best10

 今回は、11月に来日公演を控えるAlvvaysの名曲Best10ということで、完全な独断と偏見によるランキングを作成しました。

 ランク付けの基準は2つ、ソングライティング(メロディの良さ、楽曲展開)と、サウンドメイキングの瑞々しさです。

 Alvvaysの武器は何と言ってもメロディの良さと、シューゲイザーライクな陶酔感の強いギターサウンドでしょう。

 個人的に、Alvvaysの良さが存分に出ていると思う10曲を選出しました。彼らのことをよく知らないという方は是非、来日公演前の参考にして頂けたら幸いです。

 それでは10位から行きます。

10位 Atop a Cake (1st)

 ライブでの演奏頻度は高くない、比較的影に隠れがちな曲だと思います。ですが、メロディの良さがかなり際立っています。アップテンポながら、どこか切なさを纏ったメロディとサウンドで、良い意味でギャップを感じさせてくれるところがこの曲のポイントですね。



9位 Plimsoll Punks (2nd)

 分かりやすく爽快でアッパーな楽曲です。今回取り上げた10曲の中では、間違いなくキャッチーな方向に最も突き抜けた楽曲と言えるでしょう。どこまでも気持ちの良いポップソング。



8位 Adult Diversion (1st)

 記念すべき1stの1曲目。アップテンポでキャッチー。1st全体に言えるシンプルさ、素朴さを象徴するような音作り。そして何と言ってもノスタルジックな音像が魅力の一曲です。



7位 Forget About Life (2nd)

 これも最近のライブではあまりやっていない楽曲で、2ndのラストを飾る楽曲です。前半はほとんどモリー・ランキンの伸びやかな歌声のみで進行していき、後半から一気にシンセの音色を前面に押し出し畳み掛けていく展開が堪りません。シリアスかつ神秘的なシンセの音色。是非ライブで聴きたい一曲。



6位 Party Police (1st)

 これは隠れ名曲という意味では個人的にNo.1です。そんなに隠れてないかもですが。ライブではあまりやってない楽曲のようです。若干シリアスめなサウンドではありますが、単純にメロディの良さだけで言ったら、ベタなんですけど、一番良いと思います。これも是非来日で聴きたい。



5位 Archie, Marry Me (1st)

 5位からは全曲が鉄板の定番ソングです。この曲はバンドのデビュー曲でもあります。サウンド的には目立つようなことは何一つしていないんですけど、メロディの良さと、インディーポップ職人とでも呼びたくなるような、やり過ぎない味付けが絶妙です。2010年代のインディーポップ、ドリームポップを代表する曲の一つかと。



4位 Easy On Your Own? (3rd)

 ここまでは1stと2ndからの選出ばかりでしたが、ここに来て怒涛の3rdラッシュです。3rdは個々の楽曲単位での爆発力が凄いんです。この曲も3rdのハイライトの一つ。冴え渡るメロディセンス、陶酔感の強いギターサウンド。バンド史上最高の曲として挙げる方も多いのではないでしょうか。私としても1位でもおかしくない曲だとは思いますが、それでもこの位置になりました。



3位 Pharmacist (3rd)

 猛々しくも瑞々しい、3rdのサウンドを象徴するような名刺代わりの一曲。3rdの先行シングルとしてリリースされた当初から、度肝を抜かれました。まるで洪水のようなギターノイズ。ボーカルのモリーも特にお気に入りの楽曲のようです。



2位 In Undertow (2nd)

 1位・2位は大接戦でした。この曲を1位に据えたい気分の日もあると思います。完璧なソングライティング、陶酔感の強いサウンド、シンプルな楽曲展開。ただ、メロディは一見凄くシンプルに見えて、実はよく練られていて一捻りある。癖になるメロディラインだと思います。



1位 Belinda Says (3rd)

 大激戦を制し1位の座に輝いたのはBelinda Says。この曲は、展開だけで言ったら結構特殊なのでは?と思います。サビ→サビ→Cメロ→サビ(?)みたいな。AでもBでもなくCメロ。良く言えば特殊、下手したら一本調子と言われてしまいそうな楽曲展開です。ただ、それで成立させられてしまうのは、メロディの質が高いからこそ。とことんメロディの質がこだわり抜かれた至極の一曲です。



以上の10曲です。

ここには入り切らなかった名曲がまだまだありますので、興味を持って頂けた方は是非アルバムの方も聴いてみてください。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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