日常を語る第9回 2つの恋物語後編(中学生編最終回&高等部編初回スペシャル)

みなさんこんにちは😃
ドラゴンです🐲
本日は、恋物語後編!
中学部と高等部を跨ぐ話なので、今回は拡大スペシャル
今回も完全無料でお届けします!
それでは早速参りましょう!

恋の始まり

前編で語ったBさんとの恋は、中1の2学期いっぱいくらいまでの話でした。ですが今回は、中1から二十歳くらいまで7年以上続いた片想いのお話になります。気になるお相手は、2学年上の先輩。最初は全く恋愛感情などありませんでした。「ものすごく可愛い人だなぁ」くらいにしか思っていなかったんです。それが片想いに変わるのは、中1のゴールデンウィーク明けでした。

その時期にちょうど生徒会役員の選挙がありました。その先輩(仮にCさんと呼ぶことにします)は会長、私は会計に立候補しました。しかもどちらも対立候補はいませんでした。この時点で私とCさんは、一緒に生徒会活動することがほぼ確定していたのです。
少しCさんについての話をしましょう。Cさんは中学部からうちの学校に入ってきた編入組で、私とは一切の接点がありませんでした。選挙演説のタイミングが初対面と言っても過言ではありません。もちろんお互い一方的に認識はしていましたが。
そんなわけで学部1の美人とも噂されていたCさんとの生徒会活動が始まりました。

生徒会活動①

中学部の生徒会活動は、毎週金曜日の6限で行われます。生徒会役員がひとつの教室に集まって、学部集会の内容やら校内挨拶運動やら、おそらく他の学校とさほど変わらないイベントについて意見交換をします。
前期生徒会役員の一番大きな仕事は、「運動会(もしくは文化祭)実行委員会」の役員としての活動です(うちの学校では運動会と文化祭が一年ごとに交互に階差されます)。
運動会委員会は、小中高全学部の児童生徒会役員が一堂に会するので、まだまだ下っ端の私などは発言できるような雰囲気ではありません。ただ決定したことを学年に伝達し、学年ごとに決めないといけないことがあればその話し合いを仕切るというのが主な仕事でした。
しかし、たまには例外もあります。

2人きりでの仕事

運動会委員会の仕事でも例えば、閉会式の進行(Cさん)と旗を掲げてエールを送る役割(私)という組み合わせがあったりします。そのような場合には全学部で集まっている時には練習させてもらえず、言わば「各学部で詰めといてください」みたいなこともありました。そうなるとCさんと2人で練習出来るチャンスが来るわけです。
まあ、だからといってお話ができるわけではないんですが笑

そして高等部へ

結局中学の時は、名前を覚えてもらうのが精いっぱいでした。ですが高等部でめでたく再会。私はもう一度生徒会役員、今度は書紀に立候補しました。中学の時とは違って、その時は対立候補がいました。しかも相手は最上級生。しかし恋の力は偉大です。私はその最上級生に辛くも勝利。無事にもう一度生徒会役員として一緒に活動できることになったのです。なったのですが……。

生徒会活動②

高等部になると、授業がよりハードになります。毎日6時間授業になるのです。なので必然的に生徒会活動は放課後か昼休みになります。放課後に集まりがあるとなれば当然、親に迎えに来てもらう必要があります。当時部活にも入っていた私は、泣く泣く生徒会に参加しないこともありました。自分の体力も親の体力も心配だったからです。
当然Cさんとの仲はこれといって進展しないまま。しかしこの後、忘れられない事件が起こるのです。

忘れられない事件

そんなこんなありまして、高等部前期生徒会役員としての最後の仕事となる学部集会の時期になってしまいました。その学部集会とは、「現場実習壮行会」。現場実習については次回の記事で詳しく書きますが、普通校で言う職場体験だと思ってください。
その壮行会の進行を、私とCさんの2人で務めることになりました。これは、私の片想いを知っている副会長と会計の先輩方の粋な計らいでした。
しかし本番当日。前日まで一緒に練習をしていたCさんはいきなりの欠席。代役として副会長の先輩が私のサポートをして下さり、集会は無事終了しました。ですが大変だったのはその翌日。何食わぬ顔で登校したCさんを、副会長が責めたのです。
「お前さぁ、コイツ1年だぞ? 現場実習のこともまだよく知らないのに、1人で進行させるつもりだったのかよ!」
どうやら副会長は、Cさんの欠席は計画的なもの、つまり最初から私と一緒に進行をする気などなかったと考えているようでした。後で聞いた話ですが、Cさんは面倒なことを誰かに押し付けるようなことがこれまでにも少なからずあったようです。私は今でもあの欠席は体調不良によるものだと信じていますが、真相は闇の中です。

やっとLINE交換

私のことを以前から知って下さっている方には驚きの事実かもしれません。私もLINEをやっていた時期があるんです。せいぜい5年くらいですが。
それを知って下さっていたCさんの方から「LINE交換しよ?」と言って下さいました。もちろん私は二つ返事で快諾。これでCさんの卒業後も交流が持てるとあの頃は喜んだものです。

関係断絶へ

LINE交換の次が関係断絶?と思いますよね?
大きなきっかけが割とすぐに訪れたのです。
Cさんが卒業して2年。つまり私の卒業式が終わった頃に、Cさんから初めての電話がかかってきました。
お前今日誕生日でしょ? おめでとう❤️」
気絶するほど嬉しかったです!嬉しすぎてその時観ていた録画まで覚えているほどです(ちなみに錦戸亮くん主演ドラマ「トレース」でした)。
しかし嬉しかったのはここまで。だんだん雲行きが怪しくなってきます。
誕生日祝いを直接したいということで、2人で出かけようという話になったんです。私が出かけるとなると当然親の付き添いが必要になります。そこが問題だったんです。
Cさんは1人で歩くこともお手洗いに行くことも出来るわけなので、2人で出かけるというのは当然「2人きりで出かける」という意味になります。逆に言えば、「2人きりじゃないのならあんたじゃなくていい」ということです。
彼女なりの優しさだったのでしょう。直接そうは言われませんでしたが、共通の友人から(半ば無理矢理)聞き出したことなので間違いありません。
それをきっかけにこちらから連絡することも減り、二十歳の冬頃にはLINEをやめてしまったので一切交流はありません。しかし最後の最後まで彼女のことは好きでした

まとめと次回予告

結局、障がい者が恋愛することの難しさを語ってしまいました。やっぱり私に恋愛はハードルが高いのかもしれませんね。
さて、次回の日常を語るは、「高校生編②」をお送りします。今回少し触れた現場実習について詳しく説明します。
そして、日常を語るの無料記事はこれがラスト!
次回から100円に戻しますが、引き続きお付き合い頂けると幸いです。
以上、ドラゴンでした🐉
今日もご覧頂きありがとうございました😊

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