ジャニーズ作品を語る「Rain」/亀梨和也 後編

 皆さんこんにちは😃
 ドラゴンです🐲
 今回は亀梨和也くんのソロデビューシングル「Rain」の後編として、初回限定盤1特典映像「KAT-TUN KAZUYA KAMENASHI CONCERT TOUR 2017 The一 〜Follow me〜」のツアーファイナルについて語ります。
 収録曲について語った前回の記事はこちらです。ぜひご覧下さい!
 それでは、スタートです!

場所

 今回はライブ本編の前に、ライブが行われた場所について紹介させてください。ツアーファイナルの場所は、東京国際フォーラム。この場所は、Jr.時代のKAT-TUNが初めて単独でライブをした場所です。KAT-TUNというグループの原点と言ってもいい場所です。デビュー10周年を超え、ソロデビューを控えたタイミングで原点である場所に戻ってこられたというのは、感慨深いものがあったでしょう。

セットリスト

 今回のセットリスト、亀梨くんをずっと応援してきた人にとっては号泣レベルだと思います。デビュー前後を問わず、未CD化のソロ曲まですべてパフォーマンスしてくれました。もちろんKAT-TUNの曲も。それだけにとどまらず「青春アミーゴ」をはじめとするKAT-TUN以外のユニット曲、昭和の大スターのカバーまで披露してくれました。このライブさえ見ておけば亀梨和也の歴史が辿れる作品と言っても過言ではありません。
 ここからは、印象に残った場面を列挙していきます。

再現とリニューアル

 オープニングで歌われる「00’00’16」は、KAT-TUNのデビュー後初めてのツアーで発表された曲です。この曲で「懐かしい」と思えたのは、当時のパフォーマンスを再現していたから。ずっとKAT-TUNを追いかけてきた人間にとっては、10年以上ぶりに聴く曲です。発表当時はまだ初々しい魅力があってそれもよかったけれど、大人になってからまた見られるとは思ってもみなかったから感動が倍増します。しかも当時とはまた違う「大人の色気」が垣間見えるパフォーマンスに進化していて、「変わりながら変わらずにいる」ということを感じました。

 基本的にソロ曲やユニット曲というのは、あるひとつのライブに向けて制作されます。そのライブがファイナルを迎えたら、再びパフォーマンスされることは滅多にありません。ところが今回のライブでは、そういう曲がたくさん集まっています。亀梨くんには感謝しかありません。

 その中でも「LOST MY WAY」は、隠れ名曲のひとつです。知る人ぞ知る、と言った感じでしょうか。この曲のパフォーマンスは変化しています。オリジナル版ではヴァンパイアの衣装でしたが、今回はオペラ座の怪人のファントムに扮しています。コンセプトの強い楽曲ほど、ライブには溶け込みづらそうですが、アップデートすることによって見事に新しさと懐かしさが両立しています。

KAT-TUNの曲

 もちろんKAT-TUNの曲も歌われています。しかし割合的にはさほど多くありません。あくまでグループ曲はソロ曲たちを支えたり、空気を変えたりするために使われている印象です。
 中でも印象的なのが「亀梨くん主演ドラマ主題歌メドレー」。ドラマの主題歌を、当時の役柄の名台詞と共に歌うメドレーです。「怪盗山猫」の主題歌「UNLOCK」では曲の中盤で山猫のお面をつけて「上を向いて歩こう」を披露。山猫独特の音の外し方が懐かしく、とても興奮しました。
 同じ思いでいるファンの方は多いらしく、公演を重ねるたびにこの山猫コーナーが長くなっていったそうです。スタッフさんから怒られるレベルで(笑)。それでもリクエストに全力で応えようとしてくれる亀梨くん。最高です!

山下くん登場

 途中で流れるVTRには、「KAT-TUNの世界一タメになる旅!」でKAT-TUNと一緒に旅をしてくれた天の声さんが出てきます。番組をご覧になったことがある方はご存知かと思いますが、天の声さんはとても自由な人です。結構なことをしでかしてくれます(笑)。
 ということで天の声さんが、山下智久くんのドラマ撮影終了直後に彼を直撃。亀梨くん初のソロツアーへのエールを撮ってきてくれています。グループの垣根を越えて親友という2人の絆の強さが伺えるシーンです。
 ちなみに、初回限定盤2の特典映像には「青春アミーゴ」と「背中越しのチャンス」を2人で歌った映像が収録されています。興味のある方はぜひ! 私も買おうか悩んでます。

フライング

 ジャニーズのライブの目玉演出といえば、やっぱりフライングですよね。なんと亀梨くん、一度のライブで3回ものフライングを披露しています。もちろんその直後も、ほぼ休みなく歌い踊ります。少々心配になるレベルですが、カッコいいことは間違いありません。保証します。一見の価値ありです。

カバー曲

 ライブ終盤に披露されるのが、ジュリーこと沢田研二さんのカバー曲。「勝手にしやがれ」と「時の過ぎゆくままに」という、20代の私でさえ聴いたことがあるような楽曲を披露してくれます。ジャニーズメンバーでも沢田さんをリスペクトしている人は多く、今までSMAPや渋谷すばるくん、山下智久くんなどが彼の名曲をパフォーマンスしてきました。しかし、それらのパフォーマンスにはすべてひとつだけ難点がありました。
 すべてテレビでの披露だったことです。テレビでの一度限りの披露。プレミア感があっていい気もしますが、やはりカッコいいパフォーマンスは繰り返し見たいですよね! そういう意味で今回ライブDVDとして半永久的に映像に残してくれたことが嬉しかったです。

最後の最後までサプライズ

 アンコールも、とても充実した内容でした。亀梨くん版金田一少年の主題歌「ツキノミチ」、玉置浩二さんとコラボした楽曲「サヨナラ☆ありがとう」など、ライブでは滅多に聴けない楽曲のオンパレードでした。
 しかも、最後の最後が一番すごかったんです。
 ライブの観覧に、SnowManの佐久間大介くんと宮舘涼太くん、そして亀梨くんと同期であるNEWSの増田貴久くんが来ていました。
 このライブのバックダンサーには、「宇宙six」というJr.グループがついていました。そのグループのメンバーには目黒蓮くんがいたんです。後に同じグループになる3人が、そうとは知らずに一緒の会場にいたわけです。エモいと思いませんか?
 さらに増田くんとは、テゴマスの「ミソスープ」を即興ででデュエット。一夜限り「カメマス」の誕生です。しかも2人ともしっかりハモリまでやってくれました。ここでしか見られない映像になっています。

 ラストの楽曲は「夏の終わり」。これも昔から存在するけれど、CDにはなっていない楽曲です。亀梨くんいわく「オーラスが8月31日だったから、夏の終わりにこの曲を歌いたかった」そうです。CDになっていないので私は知らなかったのですが、今度リリースされる亀梨くんのソロニューシングルに収録されるようです。ファン待望です!

 そしてさらに大サービス! 退場の直前にKAT-TUNのデビュー曲「Real Face」のサビがアカペラで歌われました。この時点ですでに予定時間がオーバーしていて、会場スタッフに怒られるの覚悟で歌ってくれました。ライブを締めくくる亀梨くんとファンの皆さんの大合唱。もうKAT-TUNは復活しているのに、当時のことを思うと涙が出ました。最高の3時間強でした。

まとめ

 このライブは、全ジャニーズアーティスト及び全ジャニーズファンが一度は見るべき作品だと思いました。ドームやスタジアムのような大きい会場でなくても、グループではなくソロでも、これだけ多彩なパフォーマンスができる。緩急がつけられる。そして何より、ファンと一体になれるということを証明してくれた素晴らしいライブでした。
 ただこれを、特典映像にしてしまうのは少しもったいないと感じました。シングルの初回限定盤をゲットできないと、このライブは見られません。それではこのライブの素晴らしさは一部の人にしか伝わらないのではないでしょうか?
 ぜひともライブDVDとしてリリースしてほしかった作品です。

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