ジャニーズ作品を語る「Rain」/亀梨和也 前編

 みなさんこんにちは😃
 ドラゴンです🐲
 ジャニーズ作品を語る、更新するのは久しぶりですね!
 今回は亀梨和也くんのソロシングル「Rain」の初回限定盤1および通常盤について語ろうと思います。
 前編では、収録楽曲とMV、メイキングについて。
 後編では初回限定盤1の特典DVDに収録されているライブについて語ります。
 ぜひ最後までお付き合いください!

M1 Rain

 亀梨くん主演ドラマ「ストロベリーナイトサーガ」主題歌。KAT-TUNではロックな曲をたくさん歌っていますが、今回は感情を徐々に爆発させていくバラード曲です。演奏もギターやドラムでなく、ピアノとストリングスがメイン。従来のKAT-TUNのイメージとは違うと思います。
 しかし、長年KAT-TUNを追いかけている私からすると、「亀梨くんってこうだよね」という感じです。アルバムに収録される彼のソロ曲には、応援ソングやストレートなラブソングも多い。KAT-TUNでやっているような路線を突き詰めているのは上田竜也くんじゃないかなという印象です。
 亀梨くんが得意とする路線で、シングル化するためブラッシュアップしたという感じでしょうか。
 パフォーマンスもKAT-TUNの時のような荒々しさはなく、マイク1本でメッセージを伝えるんだという気迫が感じられます。未だライブでの披露がないのが残念でなりません。

初回限定盤1のみM2 現在

 タイトルの読み方は「いま」。亀梨くん本人が作詞作曲した曲です。
 教会で流れる讃美歌のようなコーラスから始まります。アコースティックギターとストリングスがメインの構成なので、盛り上がってきてもずっと教会音楽の雰囲気が漂います。
 終盤ではラップも披露。KAT-TUN再始動まではラップのイメージが全くなかったので、とても意外でした。
 私はこの曲を、「天使目線での応援歌」だと解釈しました。先ほどから教会音楽だの讃美歌だの言っていますが、歌詞の解釈も曲に引っ張られたのです。なんとなくではありますが、「苦悩する人々をはるか上から見ている」という視点で紡がれた言葉だと感じました。

初回限定盤2/通常盤のみM2 手をのばせ

 日本テレビ系列の野球中継のテーマソング。ずっとKAT-TUNで担当していましたが、充電期間中ということで亀梨くんが初めてソロで担当しました。
 表題曲とは真逆の雰囲気で、とても明るいです。プロ野球のテーマソングですが、甲子園のそれでもおかしくないくらい。
 この曲は亀梨くん作詞ではありませんが、「この歌詞は彼が歌うからこそ説得力が生まれるものだな」と感じます。彼は今でも自分が野球に打ち込んだ過去を誇りに思っているでしょう。そして何より、大好きな野球に関わり続けることができて嬉しいのだと思います。
 発売当時「ザ少年倶楽部プレミアム」でこの曲がパフォーマンスされたことがありました。その時も終始笑顔が溢れていて、表題曲とのギャップに驚いた思い出があります。
 初回限定盤2には、この曲のMVとメイキング、さらにソロライブツアーのドキュメンタリー等を収録したDVDが付属します。気になる方はぜひ!

通常盤のみM3 Plastic Tears

 昔から存在したオリジナル曲の初音源化です。記憶が曖昧なのですが、おそらく15年くらい前にはもう存在していた曲のはずです。
 通常盤カップリング曲は「セクシー路線」と言い切っていいでしょう。こちらはダンスナンバーで、セクシーな女声コーラスも入っています。
 亀梨くんは相反する2種類の歌唱法をよく使うんですが、この曲ではそのひとつである「吐息混じりの歌声」が堪能できます。特に曲の序盤はキーもそこまで高くなく、のびのびと自分の表現を発揮している印象です。
 次の曲では、もうひとつの歌唱法が堪能できます。

通常盤のみM4 VANILLA KISS

 ReBoot「Bijoude」『トキメキを奏でる』篇CMソングです。こちらは新曲になります。
 ジュエリーのCM曲ということで妖艶な曲をイメージしそうですが、こちらは弾き語りでも成立するような楽曲です。現にCMでは、亀梨くんがアコースティックギターを弾いているシーンがあります。
 こちらで使われている歌唱法は「歌い上げる」ということ。あえて若干高いキーに挑み、それでも力を振り絞っているような歌唱です。これによって歌詞のメッセージがより深くリスナーに伝わります。この曲はラブソングですから、亀梨くんから愛のメッセージを受け取っているような気分になれるのではないでしょうか?

初回限定盤1のみDVD 「Rain」MV &メイキング

 MVの中心は演技。車で夜の街をドライブしたり、花を愛でたり、暗い部屋で感情を爆発させたりと様々なシチュエーションで亀梨くんが歌います。
 ジャニーズといえばダンス、というイメージの方も多いでしょうが、ジャニーズはもともと役者を育てるというコンセプトもあってできた事務所です。事務所を代表する舞台作品「少年たち」や「DREAM BOYS」が現在でも断続的に再演されているのもこういった背景からでしょう。

 少し話がそれましたが、要するに「彼らの演技には人を引きずりこむ力がある」ということを言いたかったんです。今回の場合であれば、すべてのシーンを通じて「Rain」という楽曲に没入するためのピースなわけです。

 本編ではシリアスな演技が続きますが、メイキングでは穏やかな表情も見せてくれます。
 合間のインタビューでは「個人の仕事が充実し、さらにこうやって形に残せることが嬉しい」と語っていました。
 初の完全ソロ作品ということで大きなプレッシャーもあったと思いますが、メイキングでの笑顔を見て安心しました。ちなみにドライブシーンの撮影場所は横浜で、MVで使われているのは実際に亀梨くんが運転しているシーンです。さらにそのシーン撮影時のインタビューでは、亀梨くんがプライベートで横浜をドライブした時の話が語られます。これぞ青春! という感じでした。

 今回はここまで。ですが実は、書くべきことはまだあります。初回限定盤1のDVDに特典として収録されている「KAT-TUN KAZUYA KAMENASHI CONCERT TOUR 2017 The一 〜Follow me〜」の感想が残っているんです。
 ですが私の記事をずっと読んでくれている方はご存じのように、ライブ感想を書くと5000字をゆうに超えてしまう場合が多々あります。なので今回の記事を前後編に分けさせて頂きました。
 というわけで後編もお楽しみに! コメントやスキ、サポートもお待ちしております。ではまた次回!
 以上、ドラゴンでした🐉



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