【ドラゴンのエッセイ】推しを分析してみた(ラストにフォロワーさんへのご挨拶あり)

 俺の推しは、SMILE-UP.に所属する(もしくはしていた)アーティストたちである。と言っても全グループ同じ熱量で好きなわけではない。最近やっと、自分がどういう趣味嗜好を持っているかがおぼろげながら分かってきた。あくまで俺個人の意見なので、「こういう見方をしているのね」というふうなライトな読み方をしてほしい。


はじめに

 まず、これは俺の持論だが、SMILE-UP.アーティストのライブには大きく分けて3種類のパターンがある。「見る」、「聴く」、「盛り上がる」だ。もちろんこの中のどれかひとつが欠けたら面白いライブとは言えないだろう。要は「どこに重点を置くか」ということである。
 具体的にはどういうことか、順番に語っていこう。

① 見る

「見る」に重点が置かれたライブは、文字通りステージ全体を見ることに集中するライブだ。SMILE-UP.のアーティストだとSMAPやNEWSがこれにあたると感じている。
 もう少し具体的に説明してみよう。例えばNEWS、特に「NEWS LIVE TOUR 2017 NEVERLAND」以降はライブ全体にストーリーが乗っかるようになった。「コンセプトライブ」と言われたりもするこの形式は、コンサートでありながら舞台を見ているようでもある。ライブの元になるアルバムは例えるなら映画のサウンドトラックのような印象にもなる。このタイプのライブは、アルバムを聴いてからライブを見た方が絶対にいい。

② 聴く

 これはSMILE-UPのアーティストに限ったことではなく、バンドなどに多く見られるスタイルだ。つまり、自分たちの歌や演奏を聴いてもらうためにステージを作っていくということ。SMILE-UPのアーティストで言うならばTOKIOやKinKi Kids、解散してしまったがテゴマスなどが該当する。
 俺は元来、音楽好きな人間だ。SMILE-UPアーティストに優先してお金を使いたいからライブDVDやCDの購入はしないが、TSUTAYAでのレンタルやYouTubeを駆使してたくさんのアーティストを聴く。だから推しのライブにも「音楽性」を感じたいと思う。音楽性とはいうなれば「そのアーティストの個性」のようなものだ。バラードが映えるグループなのか、ファンクやヒップホップといった特定の音楽ジャンルで勝負したいのか。そういうのが垣間見えるのが「聴く」に重点を置いたライブだ。

③ 盛り上がる

 俺個人的には、SMILE-UPのライブといったらこのイメージ。このタイプのライブの特徴としては、「誰でも知っている曲が多い」ということがある。
 SMILE-UPでは、デビュー直後のグループがライブをやる時、先輩の楽曲を多くカバーするという伝統がある。自分たちのオリジナル曲が少ないというのも理由だろうけれど、要所要所で先輩のカバーを盛り込むことで「デビュー決定してからファンになった」という人も楽しめるチャンスが増える、というのが大きい気がする。
 この「盛り上がる」をずっと大事にしているグループの代表だと思うのが嵐だ。彼らはセットリスト(ライブの曲目)に「定番曲」と呼ばれるものがたくさんある。例えば「Love so sweet」である。そういった定番曲たちを、嵐はたくさんセットリストに入れてくれる。ここでみんなで盛り上がるんだ! というシーンが分かりやすいから、たくさんの人に満足感を与えられるのだと思う。

SUPER EIGHTの素晴らしさ

 ここまで分析してきた、ライブにおける3つの基本要素。俺的にこの3つのバランスが絶妙なのがSUPER EIGHTである。彼らはダンスもするが、バンドもする。それだけではなく、コントまでやってしまう(しかも、コントの台本を書くのはメンバー自身)。これだけの要素を詰め込んでもライブ特有の「楽しさ」や「高揚感」をしっかりと提供してくれる。俺が感じるSUPER EIGHTの魅力は、そういうところにある。

まとめ

 俺は作家を目指している人間だから、やっぱりストーリー性の強いSMAPやNEWSのライブには強く惹かれる。しかし、純粋に音楽、もっと言えば「音」を楽しみたいと思う時もある。そういう時見るのはSUPER EIGHTのバンドだったりするわけだ。「何もかも忘れて馬鹿になりたい!」と思う時は、無条件で盛り上がれる嵐のライブを見る。
 ここまで書いたことはあくまで俺の主観的な感想で、人によって違う解釈があるだろう。俺のフォロワーさんたちに訊いてみれば、これとは全く違う意見を話してくれるかもしれない。しかし、これからSMILE-UP.アーティストのファンになるかもしれない、もしくは現在ファンになりかけている人たちに向けて少しでも参考にしてもらえればと書いてみた。同担拒否という言葉もあるが、少なくとも俺は自分の推しのファンが増えることはウェルカムだ。どんどん魅力に気づいてほしいと思う。この文章を読んで、彼らのファンになったという人がもしいたら、ぜひご連絡いただきたい。ここのコメント欄でもXでもLINEでもいい。ファン仲間と話せることも、ファンをやっていて楽しいと思えることのひとつだから。

ご挨拶

 この記事をもって今年度の投稿は最後になります。この1年間でフォローして下さったみなさん、コメントやスキをして下さったみなさん、ありがとうございました。これからもずっとよろしくお願いします。
 ドラゴンは4月以降も、note執筆を精力的に続けていく所存です。元気でいられるうちは、もし環境が変わっても執筆をやめるつもりはありません。
 4月以降の新たな方針については、基本的には今までと変わりません。人気企画は更新ペースを維持していくつもりです。4月最初の更新は「推しの作品を語る」になる予定です。
 改めて、今日までありがとうございました。そして明日からも変わらず、応援して下さい! みなさんの応援には、全力をもって応えます。みなさんの応援がドラゴンの力になります! 4月以降もたくさんの方に読んでもらえますように。ありがとうございました😊

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