ジャニーズ作品を語る 第1回 「嵐 Single Collection 1999-2001」

みなさんこんにちは!
ドラゴンです!
今回からついに、ジャニーズ作品を語っていきたいと思います。
記念すべき初回のテーマとなるのは、嵐のベストアルバム「嵐 Single Collection 1999-2001」です。ぜひ最後まで読んでください!

基本情報

「嵐 Single Collection 1999-2001」は、嵐が初めて発売したベストアルバムです。
収録範囲は、デビューシングル「A・RA・SHI」から6枚目シングル「時代」までのすべての表題曲とカップリング曲です。
タイトルにもある「1999-2001」は、嵐が「ポニーキャニオン」というレコード会社に所属していた時期です。2002年以降は「J Storm」に所属しています。
つまりこのアルバムは、「ポニーキャニオン時代のシングルCDを1枚にまとめたもの」ということになります。

アルバムの感想

全体の印象

初めて通しで聴いた時の感想は「若いなぁ」と、「大野くんと翔くん目立ってるなぁ」でした。
そもそも嵐というグループは、リーダーである大野智くんがメインボーカル、櫻井翔くんがラップ担当というのが基本型でした。なので大野くんと翔くんが目立っているのは当然なのですが、ここでひとつ問題があるんです。
私には、大野くんと翔くん以外の声が判別できません。この時期だけなのですが、13年聴き続けても未だに分かりません。なので必然的に「大野くんと翔くん目立ってるなぁ」という印象になってしまうわけです。

楽曲性

この時期はまだ「嵐」というより「ジャニーズのフレッシュな若手」という印象です。というのも、ほとんどの楽曲の製作陣が先輩であるSMAPやTOKIOと共通しています。この段階での嵐の個性といえば翔くんのラップですが、ほとんどのカップリング曲ではそれもなくなってしまいます。言うなれば、「ジャニーズJr.の延長」という感じです。
現に「明日に向かって」という曲はもともと、Jr.のオリジナル曲でした。この曲に関しては嵐の曲というよりも、滝沢秀明くんや渋谷すばるくんがいた頃のJr.の曲、という印象が強い方もいらっしゃるのではないかと思います。

新曲がない

ジャニーズのベストアルバムというのは、最低でも1曲は新曲や新録音曲が収録されるものなのですが、このアルバムは一切新曲がありません。カップリング曲はすべてこのアルバムのみの収録ですが、シングル盤を持っている方はすべての楽曲が重複してしまいます。最新のベストアルバムを後に購入したとしても半分以上が重複するので、最初の1枚としてはおすすめしません

まとめ

先ほど「最初の1枚としてはおすすめしません」と書きましたが、何枚かアルバムを聴いた後なら聴いてみてほしいと思います。最初の方に書いた「男子感」を堪能できるのはこのアルバムとファーストアルバムだけだと、私は思います。次回作以降は段々と、「男子」から「少年」にシフトしていきます。ただいかんせん他のアルバムと重複が多いので、個人的には購入よりもレンタルをおすすめします。

次回予告

ここまで読んで頂き、ありがとうございました!
次回のテーマとなるのは、嵐のセカンドアルバム「HERE WE GO!」です。
今回の更新が予定より早くできたので、次回の更新は来週中にします。
みなさんお楽しみに!
以上、ドラゴンでした!

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