【ドラゴンのエッセイ】俺なりの小説の書き方 前編

 noter仲間さんと話をしている時、「小説って書くのも読むのも体力がいるよね」という話になった。確かに、文章を読むないし書くということは結構な体力がいる。俺の場合は小説に体力を使うが、エッセイを書く方がきついという人もいるだろう。
 そこで今回は、俺なりの小説の書き方をここで明かそうと思う。かなり素人的なやり方だという自覚があるが、中学生の頃から実践してきた方法だ。小説家志望の読者さんが俺にもしついてくれていたら、少しでも参考になれば嬉しい。
 そして一般読者のみなさんには、来月から連載を開始する小説「崩壊するマイセルフ」のまえがきの要領で楽しんでほしい。


① キャラクターの決め方

 俺の小説の登場人物は基本、俺自身か友人たちをモデルに性格などを決めていく。例えば「主人公がめちゃくちゃ惚れているヒロイン」を作りたかったら、俺自身が好きな女の子をモデルにしなければキャラクターができていかない。よく「芸能人をキャラクターのモデルにする」という人がいるが、それだとビジュアルはこと細かく決められても性格が定まってこない。だから俺の小説のほとんどのヒロインは現状、親友のNさんがモデルだ。彼女のキャラクター性溢れる部分をちょこちょこ使っている。このままだと女性キャラクターの引き出しが枯渇しそうで焦っている。
 キャラクターの名前は、一番難儀する。推しの苗字と違う推しの名前で乗り切ったり、時には推しが演じた役名の一部を使ったりする。

② プロット

 プロットは、細かく書くことはない。大雑把にこういう話だとか、被害者と犯人のキャラクターと重要な行動、どういった台詞を言わせたいか? というようなことだけ書いていく。この時、キャラクターを作る時にイメージした友人とは別に「そのキャラを演じてほしい役者」を考える。台詞まわしなどはそこから発想することが多い。

③ こだわっている部分

 俺はサスペンスが好きだ。今回の「崩壊するマイセルフ」に関しても俺のミステリー的こだわりがしっかり出ている。
 俺がこだわるのは、「被害者の描写と殺害方法」だ。これについては絶対長くなるので後編でこの話題だけ取り上げることにする。

まとめ

 だいぶ軽めの記事になってしまったが、本題は次回だ。目指せ今月中、遅くとも来月頭には上げるのでご期待ください!

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