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2023年度版Active Library Directory

 どうもProduction Music ComposerをやっているSyncmanです。
Production Musicって何?っていう方はブログにて細かく解説しておりますので是非、そちらを見てくださいね。

Production Musicとは?

 ここでは簡単に解説しますが、要はテレビや映画、ゲーム、ラジオなど音楽を必要とする様々なメディア向けに楽曲を提供して、その著作権使用料を頂くというお仕事です。日々、自宅スタジオにて楽曲を制作し、Production Music Libraryといういわゆる音楽出版社と契約し楽曲の利用を開発してもらい、著作権使用料をLibraryとシェアするという流れです。

 私は特にアメリカ、イギリスを中心とした海外のProduction Music Libraryと契約して活動しています。

なぜ海外?

 なぜ、海外のLibraryと契約するかというと、そもそも日本に同じ様な仕組みで活動しているProduction Music Libraryがほとんど(全く?)存在しない事、そもそも最初にこのビジネスに出会ったきっかけが海外のLibraryだった事です。

 同じ様な仕組みとは楽曲を公募して集めて契約していくやり方です。日本のMusic Libraryは大手テレビ局が所有しており取引のある特定の作曲家の楽曲を集めているケースが多い様です。
20代の頃、長い間、海外で過ごしていた私にはその様なコネクションもなく、逆に英語のコミニュケーションが問題にならないため、自然に今の様な流れになっています。

 実際の所、現在ではインターネットやAIなど便利なツールがたくさんあり、 英語は大した問題にならないし日本国内からでもアクセスできる機会があるのに情報があまりに少ない事に気づき、ブログ等での発信を始めました。

Production Musicビジネススタートアップガイド販売終了について

実は、この記事を書き始める直前まで、
”Production Musicビジネススタートアップガイド”
という有料記事を3年間にわたって販売しており、多くの人にご購入頂き、好評を得ていました。
しかしながら、執筆から3年が経過し、業界ではAI作曲による影響が懸念されている中、3年前に書いた内容が、今後数年後には、当てはまらなくなる懸念があり記事の販売を終了する決断に至りました。

Production Musicビジネスは時間がかかる

 現時点では、記事の内容には問題が無いのですが、Production Musicビジネスは一夜にして大儲けできる様な”Rich Quick Scheme”ではなく、何年にもわたって、何百曲も制作しLibraryとの契約を重ねる中で少しづつロイヤリティを増やしていく時間のかかるビジネスです。

 Chat GPTや画像生成AIが登場して一気にその生成クオリティを上げていったため、音楽AIも時間の問題と考える人が増えてきて、私自身も数年後、業界が全く音楽AIの影響を受けずにそのまま、というのはあまりに楽天的すぎるだろうと考える様になりました。

 今、記事を購入頂いて実践した内容が数年後に全く違った様相になる可能性がある以上、このまま記事を販売する事は誠実では無いと感じました。

現時点での影響はない

 こう書くと、既にAI作曲により人間の作曲家が淘汰され業界がオワコン化しているのでは無いかと心配する方もいらっしゃるかも知れませんが、それは違います。

 この記事を書いている2023年6月の段階で、音楽AIは人間の作曲家を代替する様なクオリティを出せていませんし、それによる業界に対する影響も皆無です。業界自体は年々、規模を広げる成長産業です。

 私自身も日々、新たな楽曲を制作して契約曲を増やすため活動しています。数年後の未来は不確定ではありますが、いつ訪れるか分からない脅威に怯えて創作の手を止めるのは愚かだと考えて、来るべきその日まで、少しづつ備えつつ、変わらずに過ごしています。

Active Library Directoryについて

 もともと、Production Music ビジネススタートアップガイドの購入特典として、100社近いProduction Music LibraryのWebサイトを集めたProduction Music Library Directoryを配布していました。

 ネット検索すれば済むこの時代に、なぜこの様なDirectoryを作成したかというと、多くの日本人にとってProduction Music Library自体が、馴染みがなくしかも英語での情報集という事。

 また、これらのLibraryのWebサイトが、「いわゆるRoaylty Free Stock Musicサービスのサイトと酷似しており、見つけたLibraryに本当に楽曲を送って良いのか分からないという意見をブログの読者などから沢山、頂いたからです。 

 そこで私が8年間以上の業界経験とコネクションを活かし、様々なリサーチをしてLibraryの情報を集めたのち、Royalty Freeとの振り分けを行った上で、良さそうなものを厳選してまとめたものがこのDirectoryでした。

 これがとても好評で記事を購入頂いて実際に契約まで漕ぎ着けた作曲家の方はほとんどこのリストからLibraryを選んで送っていたし、このリストが欲しいがために記事を買ってくれた方も沢山いました。

 そこで、今後の業界へのアプローチを指南する記事は残せないが、自己責任を受け入れてProduction Musicビジネスに参入する方の助けになるならと思い、このDirectoryのみを販売する事を決めました。

入手方法

この記事の有料部分からダウンロードできる様になっています。

⚠️重要
Production Musicビジネススタートアップガイドを2023年にご購入頂いた方には無償で提供いたしますので、TwitterのアカウントにDMください。
その際、確認のためご購入時のユーザー名をお伝えください。
@Syncman_pmb

概要

  • オリジナルのDirectoryから、新たなリサーチを加えアメリカ、イギリスのProduction Music Libraryを中心に118社の情報を掲載しています。

  • 2023年5月の段階でリサーチを行い、全てのLibraryがアクティブに活動するProduction Music Libraryである事が確認済みです。

  • Libraryの名前とWebサイトのアドレスが掲載されています。

免責

  • 契約の可否はLibraryによりますので、記事の購入は契約を保証するものではありません。

  • 掲載の判断は慎重を期していますが、ネット上のリサーチなので、Production Music以外のビジネスが主になっている会社が混ざる可能性もあります。

  • Libraryの状態は日々、変化するため記事購入時に一部Libraryが閉鎖されたり統合されている可能性があります。

  • 記事の購入により、発生する如何なるトラブルも当方では責任を負いかねます。

  • 商品の性質上、返品返金には応じられません。

こちらからダウンロードしてください。

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