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Bauhaus Dessauに泊まってみた

2024年4月下旬
デザインをやる方にとっては有名であろうバウハウス校を訪れました。
門外漢なのですが以前訪れたときに元学生寮(公式サイトではアトリエハウス)に宿泊できると知り一度泊まってみたいと憧れていました。
いわゆるホテルではないのでドキドキ。
実際、不便に感じる方もいるかもしれませんが興味が先に立ちGO!

定番の写真スポット あのBAUHAUSの文字が無かった

お決まりの(かどうかわからないけれど)DB遅延にて予定よりも遅くデッサウ駅到着。

駅のバウハウス校のある出口とは反対側にコインロッカー有り。
旅行も終盤、空港へ向かう道中でのデッサウへの寄り道で二人で大中小三つのスーツケースという大荷物。とりあえずすぐには使わないものを入れてある一番大きいスーツケースを駅のコインロッカーへ。
駅にロッカーがあるのか、またあったとしてこの荷物が入るサイズがあるのかわからずでドキドキでした。数が少ない大きいロッカーも空いていてよかった。

ロッカーは72時間使用可能。

駅からの道  通りの名前もバウハウス

通りにはモダンな建物と普通の建物


駅から近く迷うことなくバウハウス校の敷地へ。
それまでの旅では装飾のある建物や中世のような町並みを堪能してきましたが、ここはそういうものをそぎ落したデザイン。今では珍しくはないけれど当時は斬新だっただろうと。
泊まるのはベランダのあるこの建物です。

ベランダにいる写真を撮る方も多い

ドイツはすでに夏時間。冬よりも1時間早く時計を回すので午後8時をすぎてもまだ明るい。午後の明るい時間が長いのでうっかりしてしまいますが、お店や展示は時間通りに閉まってしまいます。バウハウス校の見学は17時までで駅に着いた時点ですでにアウト。

元学生寮は宿泊施設ではありますが、普通のホテルと違って専業のスタッフがいるわけではなさそう。受付というかチェックインはレストランにて21時半までOKでしたが、電車の大幅な遅延などでそれ以上遅れる場合は連絡くださいということでした。
※もっと前に行かれた方のサイトでは受付は別の場所だったようなので時々変わるのかも?? 

受付兼レストランのショーケース
ケーキもおいしそう

到着したときは何組かのグループがお酒を楽しんでいました。

このカウンターで必要事項を書き、支払いをして鍵を受け取りました

受付を済ませていよいよ部屋へ。
ところで、世界遺産の建物にはエレベーターはない… スロープもない…
この階段を登った先が寮への入り口ドアです。大きいスーツケースを駅のコインロッカーに預けてきて良かった。荷物は軽いほうがいいね!

私たちの部屋は、ドアを入ってさらに階段を上がった2階にあたるフロアでした。
鍵をもらった時は低い階なんだとちょっとガッカリしましたが、スーツケースを持って階段を登らねばならず2階(ドイツでいう1階)でよかった~。


色遣いがオサレ
このドアノブ、内側からは回せますが外側は固定で回らないタイプ
鍵を持たずに外へ出ると一大事

居室は思ったよりも広かった。 写ってませんが、窓横に一人用の机有り。クローゼットの向こうに洗面台アリ。
もともと何人部屋だったのだろう…
タオルは用意されていましたがシャンプー石鹸などはナシ

フロアの端に共用の小さなキッチン

明るい台所

そしてトイレとシャワーは各部屋ではなくフロアに一か所(トイレとシャワーは別々です)。
シャワールームは二つありそう。当日、このフロアは私たち二人だけだったからか片方のドアは鍵がかかっていました。
泊まったフロアには客室が5部屋。最大5部屋のお客でこれらの施設を共用ということになるのでしょう。


機能的な美しさ

ベランダに出られます。ちょっと怖かった。

ベランダのある上から4フロアが居室フロアっぽい。

宿泊に朝食はついていないので、受付兼のレストランへ。
営業は朝8時から。


半地下


私が食べた朝食 

建物の入口入ってすぐの階段を下りて右が上記のレストラン、左がロッカールーム。普通ならチェックアウト後にホテルのフロントで余計な荷物を預かってもらうのだけどフロントなんてないので半地下にあるこのロッカーへ。こちらコインは戻ってきます。
前日の到着時、ここが開いていたら必要なものを出して重いものは預けちゃおうかとの思惑もあったのだけどやっぱりドアは施錠されていて利用できず。バウハウス校展示の営業時間のみ利用可能なよう。
ここも少しだけれど階段有。

半地下にあるロッカールーム


大きな荷物を入れられるロッカーも

荷物をロッカーに入れて校舎や展示の見学と少し離れたところにある教授たちの住居・マスターズハウスへGO! 

バウハウス校の中 階段の先の額縁のように風景を切り取る窓
階段を上がるにつれて見えてくる額縁の中の景色が変わってくる
木立の中のマスターズハウス 中を見学できる家も有り

その後、スーツケースを回収して駅のロッカーに預け、Bauhausミュージアムへ。ミュージアムは駅をはさんで校舎と反対側。
校舎もマスターズハウスもミュージアムもガラス使いが印象的。

2019年オープンのBauhausミュージアム

🌻実は元学生寮に泊まりたいと思い立ってもどこにどうやって申し込めばいいのかわからずでして、ドイツに留学中の子どもに言ってみたらBauhausのサイト内のページを見つけて申し込んでくれました。
やっぱりわかりにくかったそうなので、リンクを載せておきますね。

連絡先
Kontakt - Stiftung Bauhaus Dessau (bauhaus-dessau.de)

宿泊申し込みやお値段
Übernachten - Besuch - Stiftung Bauhaus Dessau (bauhaus-dessau.de)


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