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自分にもっと興味を持つこと。

最近連絡を取ってる人から「彼女との話を書ききることが大事」というメッセージを受け取った。私にもそれはうっすら分かっている。だからこうして、遠慮なくかける場所を見つけ、遠慮なくかける作業場として部屋を用意したのだから。ただ、膨大なのでどこから書き始めようかいつも思案してしまう。そしてためらってしまう。要は単なるものぐさだ。


彼女と一緒にいる間、私は何度もブログやSNSに彼女と、彼女の仲間たちの話を書こうとしては失敗していた。その度に消したり、修正したり、指導を受けたりしながらまただんだんと書かなくなり、イライラしては書き始め、失敗し…というのを繰り返していた。

当たり前のことだが、何もしていないのになにかを出来るわけがないのだ。私はその時点では(今でも)なにもしておらず、ただ彼女の変化を日々日々見ていただけなのだから。だからこうしてそれを少しでも書くことで消化しようとしている。いわば旅の記録のようなものだ。旅の思い出や資料や写真があるので、それらをスクラップして膨大なアルバムをつくるような。


書くことに詰まった時には、彼女との対話の記録を振り返る。ノートをめくる。適当に開くのに、目に入るの決まってその時にタイムリーな話題のページだ。今回もそう。こんなことが書いてあった。


***


当時私はよく頭皮に湿疹が出来ていた。ひどい時にはそれが頭皮全体にできて赤くなって化膿してしまうことがある。それがひどくなった時にふとそのことを漏らしたら、こんな話をしてくれた。

あなたの頭のブツブツは、自己表現していないストレスから来るものだよ。自らを制限している。イライラして、我慢して、イライラして…それを出すところがなくて、そこ(頭皮)にでてる。新しい自己表現をストップさせてる。「今までの私と違うから」っていう理由で。それでイライラして、掻きむしってしまう。
こうだと知ってる、分かってることをやっていない、出していない。考えたのに、出してない。そうしてひらめきを閉ざしているから。だからどんどん卑屈になる。
拾ったこと、閃いたこと、すぐやるんだよ。間違っててもいい。あってなくてもいい。閃いた瞬間に、やる。やったことに関しては事後報告でもいい。それはタイミングを逃している苛立ちだよ。ままならないこと、時間軸に支配されていること、それに対する苛立ち。試してみないとわからない。正しいも間違いもない。そうやってやらないことがストレスになるんだ。もちろん薬とか、物理的な頭皮のケアもしたらいいけど、もっと根本的なところをみないといけない。

あなたがひらめきをつぶすたびに湿疹がプチっとできるんだと思いなさい。だから、あなたがあなたを止めないこと。表現することを止めないっていうのが大事。それはあなたが今までに思い描いていた自己表現と思っているものとは全然違うものかもしれない。それでもいいんだ。正解はないんだから。
その、あなたを打ち消す全てをやめなさい。なにを打ち消しているの?
今まであなたが【あなた】として認識していた方こそが、あなたでなない部分でしょ。他人から見たら同じに見えるかもしれないけど、今までのあなたからしたらありえないことだから、拒否して却下して行くことであなたはあなたからどんどん遠ざかっていく。当然、お金も遠ざかって行く。豊かさからも。なにもかも。

エナジーをフォローしていくんだ。そこで生まれてくることはあなたの予想を超えてくる。今許せる範囲のことだけではなく、全てを拾っていくんだ。
「あ、あれいいなー」とか「こんなことはどうだろう」とか、そういうひらめきを「いやいや…」って蓋して我慢していくことであなたの人生はどんどん詰まっていく。お金のこともあなたが「お金に向き合っているとはこういうことだ」と認識しているもの以外のすべてを却下していく。だから遠ざかっていく。なにをやってもいいんだよ。自分の考えについてもどのように感じるのか、 自分にもっと興味を持ってごらんよ。


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…そんな風に言ってもらってたことを思い出した。いつだって励ます言葉しか言われていなかったのだなと思い出す。そして、それに対して自分がどれほど甘えてしまっていたのか、という部分も同時に思い出す。恥ずかしい話だけど、ここまで丁寧に言われてなお、自分には意味がわかってなかったんだと思う。それは、愚かになることにメリットがあったからに他ならない。愚かでいれば、知らないふり、わからないふりをしていれば、彼らに構ってもらえる、そういう浅はかな意識が根底にあったんだと思う。そういう幼稚な自分をのさばらせていたのもまた、他でもない自分自身なのだ。あの頃はとても幼稚で、今だって大差ないのかもしれない。それでも、一歩でもいいから前を向いて自分自身の人生を歩いて生きたい。

そのような人間が何から出来るのだろうか?この記録を書き続け、書ききることしかないだろう。これを書くことで自分がどうなるのかなんて、まだ分からないけれど。出来るだけ早くに書ききりたい。私に出来ることは多分、そんなに多くない。だけど、これだけは今すぐ私の選択でやり始めることが出来ることなのだ。なんの準備も費用もかからない。今ここで始める一歩め。



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