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男性性と女性性の話。

先日人と話していた時に考えたことがあったので書き留めておこうと思う。よく、人の状態を表す時に「男性性が強い」とか「女性性が強い」とか、あるいは「男性性と女性性のバランスがいい・悪い」という表現がある。「私は男性性が強くて…」とか。だけど、それって本当にそうだろうか?そもそもどちらかに偏るなんてことないのではないだろうか?そう思ったので、ちょっとここにメモしておきたい。



そもそも男性性と女性性という二極が存在するかのように話が展開しているけど、そもそもそのような極性は存在しないのではないだろうか。どちらかだけが強くて、どちらかだけが弱いなんてこと、あるのかしら?それって帯グラフみたいに、自分の中の男女比のバランスが崩れているっていう認識なのかなと思うんだけど。

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あるいは下図のように、天秤に偏りがあるように認識しているのかも知れない。

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まぁ、どちらでもいいのだけど、今回はそのどちらでもないアイデアを書き留めておく。



自分の中に男性性も女性性もどちらもあり、そもそも偏りはなく、ただ自分の成熟度合いによるだけなのではないかと考える。分かりやすいようにここではレベル1の場合とレベル100の場合で比べてみよう。



▪️レベル1の場合

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自分がレベル1の場合。女性性=願いを感じ取る力=感知力もレベル1だ。自分の身体感覚や感性が鈍いため、自分の願いを正確に捉えることができない。つまり、願いが何のか分からないので願えない。不満があっても伝えることができない察してちゃんクソ女みたいな状態。自分の願いが把握できないので、当然男性性=願いを叶える力=実行力も発揮されない。その場合どうなるかというと、外部の自分以外の声に影響を受けやすくなる。つまり、「目立ちたい」「褒められたい」「優位に立ちたい」など他者からの承認や目先の快楽を求めてそれを叶えるような行動をとってしまう。自分を律するのではなく、自我的欲求のために自分をこき使うようになっていく。モラハラクソ男みたいなもんだ。

つまりどのような現実が創造されるかというと、自分で自分のことが分からず、言いたいことが言えない割に誰かがなんとかしてくれることを期待はするけど自分からは何もしない。他者からの承認を求めて、他人にいい顔をし媚びへつらい、そうやって上手く立ち回って優位に立とうとする依存状態が出来あがる。まぁ一言でいうとクソですね(笑)。



▪️レベル100の場合

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自分のレベルが100の場合。女性性=感知力もレベル100だし、男性性=実行力も100。自分の願いを自分で把握することができ、それを叶えることが出来る。もし不満があってもそれを伝えて、自分が何をして欲しいのか伝えることが出来る。自分の願いを感じ取り、どうしたいのか把握し、叶えることが出来る。つまり、自分の願いは自分で叶えることが出来るので、人に過度に依存しなくてよくなる。自分の中にイイ女とイケメンがいて、互いに手を取り合う様なパートナーシップを築いている。

するとどうなるかというと、人に過度に依存や期待をしない、自立した人になる。それは誰かに頼らないということではなく、もし自分が困った時には適切な援助を受け取れるということでもある。自分が何を望んでいるか表現できれば、それを叶えることが出来る。自分だけで出来なくても助けてくれる人が現れる。そしてまた、安心してそれを受け取り、また願い、受け取り、行動し、願い、受け取り、行動し…というおもしろいクリエーションを繰り返すことが出来る。


このように男性性・女性性という極性はなく、ただ、成熟度が異なることによって現れる現象が違って見えるだけなのではないだろうか。

この記事では分かりやすく便宜上その差をレベルとして表記したけど、どちらが優れている・劣っているということではなく、単に進化のどの段階にいるのかが人によって違うというだけだ。だから自分が今どのような状態であっても、変えていくことはできるはずで。未熟だったとしても、自分が何を望んでいるのか、間違いながらも叶えていくことで自分はいくらでも進化出来るはずなのだ。レベル1のあなたも居れば、レベル100のあなただっているのである。あとは単にどちらを望むのか、望んだものを選ぶだけだ。

現時点での自分の考えの整理のために書き残しておく。







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