風薫り若菜芽吹く

夏、朝、空に灯り昇る
窓の外のぞきながら
朝日の照らす車内
手紙を書いている

君のいないこの場所で今日も
私は元気に暮らしている
楽器店でお金も稼いだ
自分の世界を広げるため

朝が始まる時間に
2人だけの投稿場所
隣に座る君、作っていた
思い出心緩む

晴れた青空に君思えば
あの日に君と奏でた音を抱く
君と2人で残した歌
私は窓の外を眺めるだけ

君はどこで何してるかな
何かを始めた そんなことを
君が作る音楽を今日も
色んな世界で歌うから

続けるのは難しいけど
辞めたくなることもあるかも
呑まれぬよう、手を伸ばすから
暗い航路泳ぎ続ける

晴れた青空に君思えば
挫けた心奮い立たせてくれる
魔法の言葉を呟いたら
私たちは何度も歌い続ける

降車駅が近ずいてくる
ドアが開く、暑い空気
私は足を踏み出した
今日も生きていこう

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