五月雨と春陽炎 1 透。 2020年9月7日 18:19 揺れ薙ぐ 水溜まりを行く降り続く 五月雨 藍の花遠く声 夜は覚えている水面に映る 私は枯れていた窓越しに映る濡れた路地君の残していった手紙は部屋の隅ホコリ被ったまま暗い 暗い 暗い雨雲 アイリス感情の葉を摘むんだ記憶の片隅に残る君との春そこは快晴の空の下二人沈む夕日を眺めていた君は微笑んだ 夢だったいつまでも隣にいることがでも もう 溶く 無く 逝く何も無いように振舞った寂しさに気づかないよう優しさから身を置いた痛い 痛い 痛い駅前 時計塔横目に映る蔵屋敷君と歩いた日々追う息遣いを思い出す揺れる柳並木と春陽炎人混みをかき分け歩いていたふれた左手は優しかった今はもう届かない過去の霧繋いでいた二人の手を離そうと夜がくる「さよなら」を言った君と目が合う 泣く 泣く 泣く君の名前刻まれる石の前思い出さないように蓋をしていたでももういいから平気だから遅れてごめんと花添えるそれじゃまたねと手を振った #音楽 #動画 #ピアノ #癒し #オリジナル曲 #ボカロ曲 #初音ミクオリジナル曲 #初音ミクV4X 1 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート