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つけ麺の汁が跳ねた。ひとつ学びを得た。

つけ麺は悪くありません。ただ、そんなに甘いもんじゃなかった、というだけのことです。悪いのは準備を怠り、油断してしまった自分です。

ラーメンってなんでこんなに美味しいかね

私は食べることとお酒を飲むことが大好きです。
そして「体によくないけど美味しいもの」も大好きです。
夫氏もこの点は同じなので、2人でよくラーメンを食べに行きます。

今日も出先でとあるラーメン屋さんに入り、つけ麺をオーダーしました。
私の好きな魚介とんこつです。
しばらくして、つやつやの麺と一緒にほうれん草とチャーシューと分厚~いメンマと味玉の1/2が、同じ丼に入って目の前に運ばれてきました。

なんて素晴らしい、この景色!
トッピングとして追加せずともデフォルトでこんなにたくさん具材を入れてくれるなんて…ありがたいの一言です。

さっそく麺とともに、ほうれん草とチャーシューと分厚~いメンマと味玉の1/2をつけ汁の器に投入していきます。
スープは少し濃いめの油にピリ辛調味料とネギがアクセントを加えつつ、いい感じのマリアージュをキメています。

そして悲劇は起きた

どんどん食べ進め、お水を一気飲みし「美味しかったなぁ~」と一息ついて、ふと自分の服を見ると。
つけ汁が跳ねて、4か所もシミを作っているではありませんか。

しまった…

いつも紙エプロンをもらうようにしてるのに、今日に限ってもらわなかった…
というかカウンターに置いてなかったし、用意がないお店なのかなと思ってスルーしてた…
でも気をつけて食べれば大丈夫だろうと思って、完全に油断してた…

想像してほしいのですが、
ちょっときれい目なブラウスに、4つの油シミをつけて歩く37歳女性。
どうでしょう。控えめに言って恥ずかしすぎます。
田舎の両親が見たら、どんなに情けない気持ちになるでしょうか。

ただ、いい歳して一体何をやっているのだ…と真面目に落ち込む私を見て、夫氏は大爆笑でした。

つけ汁によって得た学び

私は、

・ラーメン屋さんでは紙エプロンを用意してくれている場合が多いこと(※髪留めまで置いてくれている至れり尽くせりなお店もある)
・客席に見当たらなくても、店員さんに声をかければ紙エプロンを出してくれるパターンも多いこと
・紙エプロンがなければ持参したハンカチでも首元にはさんで、思いっきりラーメンをすすればよいだけのこと
・ラーメンやつけ麺のスープは、我々が思っている以上に跳ねること

これらを全て知っていたにもかかわらず、凡ミスをおかしてしまったのです。

そうは言っても、すれ違う人が私の服を見てシミに気づくとは限りません(実際、時間が経つとシミは少し薄くなっていたので、自分が気にするほど周りの人の目には留まっていなかったとも思います)。
「アイツ服になんか跳ねさしてる、汚ねぇ~w」って思われてるんじゃないか…と私は落ち込んでいましたが、多分みんな、他人のこんなどうでもいいことに時間を使うほどヒマじゃありません。

それでも、「いい歳こいて食べ物のシミを服につけて帰る」という耐え難い失態によって、私はこんな学びを得ました。
というか恥ずかしすぎたので、無理やり学びにしました。

・ラーメンの汁が服に跳ねてると、思っている以上に恥ずかしい
・そもそも汚れが目立つ服を着ているときはラーメン屋さんに入ってはいけない
・いい大人が子どもみたいなミスをすることで、身近な人に笑いを提供できることもある
・不可逆のリスクに対しては、いかなる時も対策を怠ってはいけない

まとめ

つまりは「気をつけようね」というだけの話です。
こんなところまで読んでくれた方には本当にくだらない話に付き合わせてしまい、申し訳なく思っています。すみません。

でも、ラーメンって美味しいですよね。

あと素朴な疑問なんですが、ラーメン屋さんで紙エプロンを使っている人には私も含めて女性が多いイメージです。男性はどうやって「汁跳ね」を回避しているんでしょうか?

暗い色の服を着ていることが多いから?(でも白Tシャツの人とかもいますよね?)
汁が跳ねない食べ方を会得している?(これはぜひ伝授してほしい…)

そう考えてみると、私の夫氏も紙エプロンは使いません。
暗い色のTシャツとか柄シャツとか、汚れが目立たないような服を着ていることが多い気がします。

みんな当たり前に気をつけていただけなんですね…

とにかく、かなりショックではありましたが、つけ麺は今日も美味しかったし、何も悪くありません。

敗因はこの私!!
ラーメンは最高のプレイをした!!

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